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今晩生配信!映画をたった3日で撮影、編集、完成…「日本ホラー映画大賞」受賞監督の挑戦に密着

コラム

今晩生配信!映画をたった3日で撮影、編集、完成…「日本ホラー映画大賞」受賞監督の挑戦に密着

VTuberの朝ノ瑠璃や伊崎央登、まるぴら個性豊かなキャストが顔をそろえる!

撮影は、VTuberの朝ノ瑠璃の出演シーンからスタート
撮影は、VTuberの朝ノ瑠璃の出演シーンからスタート

撮影は、平岡監督演じる白岡明美が、自身の担当する作家、高津奈美と電話をしているシーンからスタート。高津奈美役には、VTuberで声優の朝ノ瑠璃が抜てきされた。VTuberとのタッグは初めてだという平岡監督と、「緊張しています」という朝ノだが、演出上のやり取りをするなかでも笑顔が絶えず、現場に明るい空気が流れる。

平岡監督は俳優としても参加。視聴者セレクトによって、青汁を飲むことになった
平岡監督は俳優としても参加。視聴者セレクトによって、青汁を飲むことになった

スタッフの一員になったかのように、視聴者が撮影現場を堪能することができる本企画だが、さらに“アンケートによって劇中で使用されるアイテムが決まる”という、視聴者参加型のイベントも用意された。まず一発目の視聴者セレクトとして、オレンジジュース、カフェラテ、コーヒー、青汁の4アイテムのなかから、平岡監督扮する白岡の飲むドリンクを決めることに。

ここではぶっちぎりで青汁が人気を獲得し、平岡監督は「青汁を飲みながら、お芝居をしながら、監督業も頑張ります(笑)」と青汁の苦味もなんのその。緊迫感あふれる演技を披露した朝ノと掛け合いをすると、すぐさまモニターをチェックするなど、監督・俳優とスイッチを切り替えながらテイクを重ねていく。時間が限られたなかでもこだわりを込め、パワフルかつ粘り強く撮影に挑んでいたのが印象的だ。


俳優部も現場入り!こういった企画に参加できて「うれしい」と前のめりの姿勢を見せていた
俳優部も現場入り!こういった企画に参加できて「うれしい」と前のめりの姿勢を見せていた

エレベーターに乗り合わせる男女を演じるのは、上島信彦、伊崎央登、まるぴ、柴田明良の4人。「よろしくお願いします!」と元気に現場入りを果たし、「手を振って」という視聴者からのお願いにも笑顔で応えていた彼ら。ビルの真っ暗な地下室に迷い込むシーンでは、暗闇とじっとりとした暑さもホラー映画の雰囲気を盛り上げる。

“後ろを振り向くとパジャマ姿の老人、和夫が立っている”というドキリとするような恐怖描写もあるが、台本上で和夫は「あぁぁ…」といううめき声を出すことになっているところ、平岡監督が「和夫がなにも言わずに立っているほうが怖いのでは」と思いつき、俳優陣も「それならばセリフは、こうしたほうがいいかも」などそれぞれがアイデアを出しながら、どんどんホラー映画としての魅力を増幅させていく。視聴者にとっては、新鮮な恐怖描写を生みだすためにどのような工夫が施されているのかなど、貴重な一コマを目にできるはずだ。

こ、怖い…!暗い地下室に謎の老人が立ち尽くす。彼の正体とは?
こ、怖い…!暗い地下室に謎の老人が立ち尽くす。彼の正体とは?

スタッフの話し合いによって「ここのシーン、まとめて撮っちゃいましょう」など臨機応変に効率よく撮影できる方法を見つけていく瞬間もありつつ、どんな時も現場を盛り上げていたのが、平岡監督の「もう一回お願いします」「バッチリです!」と周囲に声をかける溌剌とした姿。背筋が凍るような怖い映画を撮りながらも、現場は気持ちのよいコミュニケーションが続いていた。

■「3日でホラー映画を作ってみよう!」~第2回日本ホラー映画大賞連動企画~@ネットホラーフェス2022
放送日時:
【DAY3】8月15日 10:00~22:45 予定

■平岡亜紀監督作品『廻岐』~第2回日本ホラー映画大賞連動企画~@ネットホラーフェス2022
放送日時:8月15日 22:00~22:30 予定
視聴URL:https://live.nicovideo.jp/watch/lv337948427
視聴チケット:通常券 800円/ ホラーチャンネル会員割引き券 300円
購入期限:8月5日 14:00 ~11月30日(水)23:00

■「第1回 日本ホラー映画大賞 授賞作品 特別上映会」
日時:8月18日(木)~8月21日(日)
時間:各日 20:00上映開始 (本編約105分/上映終了後、受賞監督によるトークイベントを予定しております)
場所:EJアニメシアター新宿
入場料:1500円均一
上映作品:
大賞『みなに幸あれ』下津優太監督
審査員特別賞『父さん』平岡亜紀監督
ニューホープ賞『closet』中野滉人監督
株式会社闇賞『招待』三重野広帆監督
オカルト部賞『傘カラカサ』ヤマモトケンジ監督
MOVIE WALKER PRESS賞『その音がきこえたら』近藤亮太監督
豆魚雷賞『私にふれたもの』藤岡晋介監督、武田真悟監督
※詳細は公式Twitterをご確認ください
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