「追求したのは没入感と、未知への恐怖や驚き」『NOPE/ノープ』IMAX撮影の裏側に迫るメイキング映像が解禁

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「追求したのは没入感と、未知への恐怖や驚き」『NOPE/ノープ』IMAX撮影の裏側に迫るメイキング映像が解禁

監督デビュー作『ゲット・アウト』(17)で第90回アカデミー賞脚本賞を受賞したジョーダン・ピール監督の3年ぶりの最新作『NOPE/ノープ』(8月26日公開)。このたび本作から、ピール監督と撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマがIMAX撮影へのこだわりを語るメイキング特別映像が解禁された。

【写真を見る】空から“なにか”が襲いくる…IMAXの映像美で描かれる未知なる恐怖の正体とは
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田舎の広大な牧場を経営する一家の長男オーティス・ジュニアは、家業をサボり市街に繰り出す妹のエメラルドにうんざりしていた。そんなある日、突然空から異物が降り注ぎ父親が不可解な死を遂げる。その死の直前、雲に覆われた巨大な飛行物体のようなものを目撃していたオーティス・ジュニアはそのことをエメラルドに明かし、やがて兄妹は飛行物体の物的証拠を収める“バズり動画”を撮影することを思いつく。しかしその先には、想像を絶する事態が待ち受けていた…。

いまや世界中が注目する監督のひとりとなったピール監督。キャリア史上初の大作を手掛けるにあたり、映像のクオリティをスケールアップするためにタッグを組んだのは、クリストファー・ノーラン監督の『TENET テネット』(20)などで映画ファンから絶大な支持を集める撮影監督のホイテマ。ノーラン監督やサム・メンデス監督など、これまであらゆる監督のイメージする映像を具現化してきたホイテマは、ピール監督との初タッグについて「とても爽快な道のりだった。常に創作を楽しみ、恐れずに高め合い続け、我々の全てを注いだ」と振り返る。


解禁されたメイキング映像では、IMAXカメラを駆使してピール監督が思い描く“空からの脅威”を臨場感と没入感たっぷりに作りあげていく様子が収められている。「映像は圧倒的で、その場にいるかのように感じるはずだ。追求したのは没入感と、幼い頃に誰もが感じた未知への恐怖や驚きだ」と強い自信をのぞかせるピール監督。現代の映画界の最強タッグが仕掛ける圧巻の映像体験を、是非ともIMAXの大スクリーンで体感してほしい。

文/久保田 和馬

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