草なぎ剛、仲野太賀に“手料理”のおすそ分け!「拾われた男」ほっこり撮影秘話を独占入手
仲野太賀と草なぎ剛が兄弟役を演じ、個性派俳優として人気を博す松尾諭の同名エッセイをドラマ化した「拾われた男」(ディズニープラス「スター」にて見放題独占配信中)。このたび本作から、仲野と草なぎが絆を深めたというアメリカ撮影時のほっこりエピソードが、第7話と第8話の場面写真と共に到着した。
※本記事は、ストーリーの核心に触れる記述を含みます。未見の方はご注意ください。
本作は、松尾の実体験に基づいた笑いあり涙ありのヒューマンドラマ。仲野演じる主人公の松戸諭が役者を目指して状況後、“運”と“縁”でたくさんの人に拾われ、成功を収める様子を映しだしていく。オーディションに落ち続けても諦めず挑戦して大役を得るまでや、数々の女性との恋に破れながらも運命の女性と結ばれるという、仕事や恋のエピソードが繰り広げられた物語前半。そして後半では、草なぎ演じる音信不通の兄の武志がアメリカで倒れたという知らせを機に状況が一変。諭は兄を“拾い”に初めてアメリカへと旅立つことに。
兄弟の再会が描かれるアメリカでのシーンは、劇中で武志が過ごしていた街として描かれるミシガン州のカラマズーでロケが行われた。アメリカでの撮影を「楽しかった」と振り返る草なぎは「カラマズーは撮影じゃないとまず行かないところで、正直知らない場所でした。でも調べているうちにめちゃくちゃおもしろいところだなって。実際に行ってみると、武志がそこに住んでしまうというのがすごくわかってきました。住み心地が良いけど不便さがあったり、大自然があったり。そのなかで太賀くんと長くいると、本当に自分の弟なんじゃないかと感じました」と語る。
一方、仲野がアメリカでの印象的なエピソードとして挙げたのは草なぎからの“手料理のお裾分け”だったという。「草なぎさんは料理がすごくお上手で、毎晩自炊されていて、帰りの車で『今晩はなにを作ろうかな』みたいな話もされていました。僕は自炊が得意ではないので、草なぎさんが多く作ったものを部屋までお裾分けしに来てくださるんです。それがあまりにもうれしくて、気持ちが絆されましたし、草なぎさんの料理が楽しみでした」と、草なぎの手料理を通じて2人は異国の地で支え合いながら、兄弟のような絆を育んでいったことを明かした。
8月14日に配信がスタートした第8話では、アメリカへ行ったものの兄を連れて帰ることができなかった諭。2か月後に再度渡米することを約束してアメリカを去ったが、兄の医療費を支払うことができるのか。そして武志をDadと呼び慕う少年ショーンとの誕生日の約束は叶えられるのか。残すところあと2話。物語のクライマックスに、強運の持ち主である諭はどんな奇跡を引き起こすのか注目だ!
文/久保田 和馬