岡田准一、『ヘルドッグス』は「新しい役者人生の1ページ」と自信!バディ役の坂口健太郎をベタ褒め

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岡田准一、『ヘルドッグス』は「新しい役者人生の1ページ」と自信!バディ役の坂口健太郎をベタ褒め

『関ヶ原』(17)、『燃えよ剣』(20)に続いて岡田准一と、監督&脚本の原田眞人が三度目のタッグを組んだ『ヘルドッグス』(9月16日公開)のジャパンプレミアが8月16日に豊洲PITで開催され、岡田をはじめ、坂口健太郎、松岡茉優、MIYAVI、北村一輝、大竹しのぶ、原田監督が登壇した。

【写真を見る】『ヘルドッグス』のジャパンプレミアに豪華出演者が集結!
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本作は、深町秋生の小説「ヘルドッグス 地獄の犬たち」を原作とするノンストップ・クライム・エンタテインメント。トラウマを抱え正義も感情も捨てた元警官の兼高(岡田)が、ヤクザ組織のなかでも手に負えない、制御不能なサイコボーイの室岡(坂口)とバディを組み、最強の“狂犬コンビ”として組織を登り詰めていく姿を描く。


岡田准一、坂口健太郎は「めちゃくちゃステキ」と語った
岡田准一、坂口健太郎は「めちゃくちゃステキ」と語った

岡田は「とても挑戦的で挑発的で、とても好き嫌いがわかれる映画になっています」と口火を切り、「こういう映画をやろうと、原田監督が言ってくださった。『いまの僕の新しい役者人生のなかの1ページを、ここで踏ませてもらえるんだな』と感じながら演じさせていただいた」と挑戦的な作品でダークな役柄を演じられた喜びを吐露。

濃いキャラが続々登場!
濃いキャラが続々登場!

さらに「濃いキャラクターたちと、主演として全員の皆さまの役作りを受け止めながら演じているのが、とても楽しい現場でした」と熱い芝居を見せた共演者陣にも敬意を表し、「考えず、感じてください」と映画をアピールした。すると坂口も「すさまじいものができた」と完成作に胸を張り、「いろいろな感情が充満した日々を送った。一日一日を振り絞って生きていたら、いつの間にか撮影が終わっていたよう。怒涛の撮影現場でした。その爆発力やエネルギーが、映像に強烈に残されているのと思うので。ぜひ受け止めていただけたらうれしい」と熱っぽく語っていた。

岡田と坂口は、“相性98%のバディ”として初共演を果たした。岡田が「めちゃくちゃステキなんですよ」と坂口を称えると、坂口は「ありがとうございます」とうれしそうな笑顔。「否定しないんですよ」と笑った岡田は、「ピュアで、すごくバランスよく現場にいらっしゃる。お芝居の脳とアクションの脳ってバラバラで、お芝居はわがままにやった方がよいけれど、アクションはわがままにやると怪我をさせたり、自分も怪我をしたりしてしまうので、冷静でいないといけない。坂口くんはバランスよく、いろいろな方向に行くことができる。僕もアクションをやるか、芝居をやるか、どっちの脳でやるのかは永遠のテーマ。それをサラッとやられていて、うらやましかったです」と話す。

「すさまじいものができた」と胸を張った坂口健太郎
「すさまじいものができた」と胸を張った坂口健太郎

坂口は「うれしいですね」と目尻を下げ、岡田は自身の出演シーン以外でも「すぐそばにいてくれた」と述懐。いろいろな訓練をしてアクションに臨んだという坂口だが、「カットがかかると、こうやってみるともうちょっとキャラクターの個性が出たり、室岡の強さが見えたりするということを、岡田さんがいろいろと教えてくださる。作品のなかでは、(岡田を)兄貴として慕っている。カメラ回っていない時にも、いつの間にかそういう関係性になっていた。カットがかかって、監督がオッケーをくれて、岡田さんが『いまのよかったよ』と言ってくれると、グッときてしまう自分がいた。ものすごく心強い存在でした」と感謝していた。

取材・文/成田おり枝

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