ジム・キャリーが語る、『ソニック・ザ・ムービー』最新作の見どころ!ロボトニック&ナックルズが手を組む本編シーンも入手

インタビュー

ジム・キャリーが語る、『ソニック・ザ・ムービー』最新作の見どころ!ロボトニック&ナックルズが手を組む本編シーンも入手

1990年代前半に日本で誕生し、全世界でシリーズ累計13.8億本を売り上げた人気ゲームをハリウッドで実写映画化した『ソニック・ザ・ムービー』(20)。その待望の続編『ソニック・ザ・ムービー/ソニック vs ナックルズ』(公開中)で超音速のハリネズミのソニックは、新たな強敵ナックルズに立ち向かう。そのナックルズと手を組むのが、前作でソニックにこてんぱんにやられたはずのドクター・ロボトニックだ。

前作でソニックに敗れ、“キノコの星”に飛ばされたドクター・ロボトニック
前作でソニックに敗れ、“キノコの星”に飛ばされたドクター・ロボトニック[c] 2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

前作に引き続きドクター・ロボトニック役を演じるジム・キャリーは、このサプライズな設定について、「ドクター・ロボトニックは前作の時よりも3000倍くらいワルになって帰ってきます。復讐に燃え、グランドキャニオンぐらい大きな不満を抱いている。しかも前作以上にエゴが巨大化していて、もはや彼は悪事を働きたいだけの天才科学者ではなく、ほとんど神様にでもなった気でいるのです」と、より卑劣なヴィランとしてカムバックを果たしたことをアピールする。

強敵を倒し、ソニックは本当のヒーローになれるのか!?
強敵を倒し、ソニックは本当のヒーローになれるのか!?[c] 2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

最新作の舞台は平穏な生活が戻ったグリーンヒルズ。本当のヒーローになるために夜ごと勝手に街を守りつづけているソニックの前に、ロボトニックが銀河系でもっとも危険な戦士ナックルズを引き連れて出現。彼らの狙いは史上最強の破壊力を持つ武器“マスター・エメラルド”。執拗に狙われるソニックは自慢のスピードパワーを駆使するが、ナックルズにはまるで歯が立たない。間一髪のところでテイルスに救出されたソニックは、新たな相棒と共に“マスターエメラルド”を探す旅に出ることを決意するのだ。

さらに邪悪になったロボトニックは本作でも見せ場たっぷり
さらに邪悪になったロボトニックは本作でも見せ場たっぷり[c] 2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

「マスターエメラルドの洞窟のシーンは最高で、『インディ・ジョーンズ』をコメディ風にしたシーンになりました」と自信をのぞかせるキャリーは、「ロボトニックが変化していく様子を見てほしい」と語る。「彼は常に変わり続け、膨れ上がった妄想が大きなエネルギーとなっている。ありもしないことで頭のなかがいっぱいになって、世界征服まで考えだすんです。マスターエメラルドを手にして変わる姿や、邪悪になった時のシンセサイザーみたいな声。あとすごくカッコいいメカも出てきますよ」と、饒舌に本作の見どころを挙げていく。

破壊力抜群のパンチを持つ“銀河系で最も危険な戦士”ナックルズ!
破壊力抜群のパンチを持つ“銀河系で最も危険な戦士”ナックルズ![c] 2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

そんなロボトニックと手を組むのは、ゲームではソニックのライバルとしておなじみのナックルズだ。「一度やると決めたら突き進むのがナックルズ。ロボトニックは手強いし頭も良いけれど、彼のような突破力を持ち合わせていない。だから彼を誘うんです」と、“銀河系でもっとも危険な戦士”の魅力を熱弁。ここで今回MOVIE WALKER PRESSが独占入手した、ロボトニックとナックルズが出会う本編シーンをチェックしてみたい。

ソニックに敗れて“キノコの星”へと飛ばされてしまったロボトニック。そこへどんな遠くの場所へもワープできる金色のリングと共に謎の部族が現れる。ロボトニックは“死んだふり”をして彼らを罠にはめ、まんまと惑星脱出のチャンスを得る。するとそこへ、大きな拳と赤いシルエットのナックルズが登場。ロボトニックが“ソニックの毛”を持っていることに気付いたナックルズに、悪い笑みを浮かべたロボトニックは地球を案内すると持ちかけるのだ。

最強の武器マスターエメラルドを狙って地球に戻ってきたロボトニックが引き連れてきたのは…
最強の武器マスターエメラルドを狙って地球に戻ってきたロボトニックが引き連れてきたのは…[c] 2022 PARAMOUNT PICTURES AND SEGA OF AMERICA, INC.

「利用できる相手は誰でも利用するのがロボトニックだ。悪事に使えそうな能力を持っている人がいたら、すぐに飛んでいくでしょうね(笑)。でも目的を果たしたら…」と含みを持たせる。はたして手を組んだロボトニックとナックルズによって、ソニックにどんな危機が迫るのか。コメディ俳優として一時代を築いた名優キャリーが前作に続いて魅せる、渾身の悪役演技から目が離せない!

文/久保田 和馬

関連作品