「愛犬を抱きしめたくなる」「優しすぎる結末に感動」『ハウ』がもたらす“涙”と“多幸感”が日本全国拡散中!
ハウが人々の心を浄化する!深いドラマ性にも注目
民夫の生活を彩りあるものへと変えてくれるハウには、飼い主の身勝手な都合で声帯切除手術を施され、声を出せなくなった挙句、捨てられて保護犬になったというつらい過去がある。近年コロナ禍によってペット需要が高まり、同時に大きく注目を集めている飼育放棄の問題。本作には、人間とペット、あるいは人間同士のあり方を問う多くのテーマが込められている。
「よくある動物もの映画ではなく、丁寧で考えさせられる。誰かと出会うことのすばらしさを教えてくれるすばらしい映画」
「ほっこりするだけではなく、ツラくドキッとするエピソードも絡ませながらの、それでいて観終わったら心地よい余韻の残る、すてきな映画」
青森から横浜へと一心に駆けていくハウがめぐり会う、様々な境遇の人々。福島で出会う中学生の少女は、東日本大震災に伴う原発事故で故郷に帰ることができず、避難先の学校でいまなお疎外感に苛まれている。寂れた商店街で出会う傘屋の老婦人は、周りの店々が次々とシャッターを下ろすなか、亡き夫の想いを継いで店を切り盛りしていく。そして山奥の修道院のシェルターで出会うのは、DV被害から保護された女性。犬の視点から見つめられる人間社会の様々な課題。本作で描かれるいくつものドラマは、慌ただしい現代社会で見落とされてきた大事なことを気づかせてくれる。
「いろいろな事情で大切なものを失った人たちが、ハウの純粋さに孤独や傷を癒されるきっかけを掴むというストーリーがよかった」
「ハウがワンと鳴けない理由とその過去。人間関係の深い部分もしっかりと描かれていた」
いろんな感情があふれ出る…!多幸感に満ちたラスト
そしてなんと言っても大きな感動をもたらしているのは、公開前から話題を集めていた“優しすぎる結末”だ。もう二度とハウに会えないと思いながらも忘れられずにいる民夫と、歩き続ける道の先に民夫がいることを信じ続けたハウ。「会いたい」という2人の強い想いの果てに訪れるラストには、「納得できる」という声や「予想外だった」という声など、観客の様々な想いが入り交じる。
「信頼と愛に裏打ちされたらどんな選択も最上級になる。気弱で実直な青年とハウから頂いたギフトを決して忘れない」
「民夫の喪失感からの立ち直りに自分自身を重ね合わせたし、ハウが道中出会った人たちのなかに民夫を探しているのも痛いほど伝わってきた。切ないけど穏やかな結末はハウと民夫だからこそ」
「2回目を観て、ハウと民夫の絆を知ったからこそ『優しすぎる結末』に納得出来た。観る回数によって感じ方が変わる映画」
鑑賞後には、温かな涙と共にこのうえない多幸感に包まれる人も続出。「思ってもみなかったような感情を呼び起こされた。心が洗われるような映画」など、人間のせいでつらい体験をしたにもかかわらず、人間を信じ続けるハウの健気さに癒され、さらにハウが心を通わす人々の物語にただ感動しただけではなく、自分と周囲の人々との絆について想いを馳せるきっかけになったという声も多数寄せられている。
「民夫のハウに対する愛情がたっぷりの愛おしいシーンが忘れられない。ラストにも涙だけど多幸感があった」
「ハウの純粋さと優しさに気持ちが温かくなったし、民夫とハウの強い絆と愛情にも涙腺が緩む。切なさもあり幸せな気持ちで満たされるすてきな映画」
「ただ感動したっていうだけじゃなくて、いっぱい考えさせられたし、優しさも切なさも純粋さも、いっぱいいっぱい詰まってた。自分の周りの大切な人、みんなに観てほしい映画」
優しさに満ちあふれた本作を観て映画館を出れば、きっと世界がいままでと違って見えることだろう。「映画ハウ 感想投稿キャンペーン」は9月11日(日)まで実施中。民夫とハウ、そしてハウが出会う人々それぞれのストーリーを通して抱いた想いを「#ハウもう一度会いたい」のハッシュタグを付けてTwitterかInstagramに投稿し、日本中の人々とこの感動を共有してほしい。
文/久保田 和馬