A24最大ヒットの“マルチバース”映画『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』、2023年3月に日本上陸決定!
第89回アカデミー賞作品賞受賞作『ムーンライト』(16)や、社会現象を巻き起こした『ミッドサマー』(19)など数々の話題作を世に放ってきてきた気鋭の映画スタジオ「A24」。その設立10周年を祝して都内で行われたトークイベント「A24night!」にて、A24史上最大のヒットを記録している『EVERYTHING EVERYWHERE ALL AT ONCE』が2023年3月に日本公開されることが発表された。
『クレイジー・リッチ!』(18)や『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(21)など様々な作品に出演するアジア系女優の“レジェンド”ミシェル・ヨーが主演を務めた本作。破産寸前のコインランドリーを経営する中国系アメリカ人のエブリン(ヨー)は、突然気の弱い夫ウェイモンド(キー・ホイ・クァン)といくつもの並行世界(=マルチバース)へトリップ。そこで彼女は、マルチバースにはびこる悪と戦うことに。
「アベンジャーズ」シリーズを手掛けたアンソニー&ジョー・ルッソが製作を務め、メガホンをとったのは『スイス・アーミー・マン』(16)のダニエル・クワン&ダニエル・シャイナート監督。共演には『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』(84)や『グーニーズ』(85)で一世を風靡したキー・ホイ・クァン、「ハロウィン」シリーズのジェイミー・リー・カーティスが名を連ねる。
今年3月に北米で限定公開がスタートするや大きな反響を集め、公開2週目には興収ランキングでベスト10入り。北米累計興収は6900万ドルを突破、全世界興収では1億ドルに迫る、A24作品史上ナンバーワンの大ヒットを記録し現在もロングランを続けている。
“カンフー”と“マルチバース”が融合した奇想天外なストーリーで批評家からも大絶賛を集め、来年のアカデミー賞の有力候補との呼び声も高い本作。前人未到のアドベンチャー映画を、是非とも劇場のスクリーンで目撃してほしい!
文/久保田 和馬