米倉涼子、総額1億円のジュエリー身につけダイアナ妃を「尊敬しています」と告白。LiLiCoは“純烈風”衣装で登場

36歳という人生を駆け抜け、いまなお世界中の人々に愛されているダイアナ元皇太子妃。没後25年を迎えた今年、彼女の人生を追った世界初の劇場ドキュメンタリー映画『プリンセス・ダイアナ』(9月30日公開)と、クリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じた『スペンサーダイアナの決意』(10月14日公開)がスクリーンに登場する。このたび、2作品の公開を盛り上げる“ダイアナ・プロジェクト”が発足。9月5日に東京都内でキックオフイベントが開催され、プロジェクトアンバサダーを務める米倉涼子が登壇。ダイアナ元妃が愛したと言われるパールジュエリーを身につけた米倉が、ダイアナ妃への想いを明かした。

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チャールズ皇太子と恋に落ち、20歳で結婚すると世界中に“ダイアナ・フィーバー”を巻き起こしたダイアナ。二人の子ども育てる一方、チャールズ皇太子の不倫や自身の不倫も話題となり、また死の直前まで人道支援活動に心を注いだことでも知られている。

この日の衣装について、米倉は「フェンディなんですが、ボディラインが見えるようなシンプルなワンピース。パールが引き立つような、少しスポーティなものにしてコーディネートしています」とにっこり。身につけたミキモトのパールのネックレスとピアス、ダイヤモンドの指輪といったジュエリーは総額1億円だそうで、米倉は「いろいろ重いです」「今日は、動きません」「持って帰れるようで」と茶目っ気たっぷりの笑顔を見せていた。

またスペシャルMCを務めた映画コメンテーターのLiLiCoは「米倉さんがものすごくステキ。絶対にステキにやって来るなとわかっていたので、私は“純烈風”で来ました。こういうのあるよね、純烈」と夫の小田井涼平が所属するグループを引き合いに出して、会場を笑わせていた。

ダイアナ妃については、「もともと尊敬していた。ダイアナさんの生き方や決意、やってきたこともカッコよすぎる」と打ち明けた米倉。プロジェクトアンバサダーも「二つ返事でやらせていただきます」と引き受けたという。20歳でチャールズ皇太子と結婚したダイアナ妃だが、米倉が20歳のころは「モデルをやり始めて。ファッション誌とかで一生懸命にポーズを覚えて、お姉さんたちのポーズを見ながら真似していた。キャンペーンガールとしてポーズを取ったり、全国をまわっていた」と述懐しつつ、「国は背負えません」とダイアナ妃の重責に思いを馳せた。「(私は)人前に立って、水着でいないといけない時期もありました。でもそんなことじゃない。ダイアナ妃は、よく結婚の決意をしたなと思います」と改めて驚いていた。

大きな決断をしながら、自身の生きる道を切り開いてきたダイアナ。『プリンセス・ダイアナ』について、「彼女のすべてが凝縮されて映しだされている。彼女のすべてを見届けられる」と話した米倉は、「ダイアナさんについて、恋多き女というイメージはない。国のため、弱い人たち、苦しい人たちのために頑張って前に進んでいく、第一人者になるんだと感じていた」、さらに「“女性にも意見をする権利がある”と主張する、そういったパイオニアでもある」とその影響力について言及。『プリンセス・ダイアナ』の監督を務めたエド・パーキンズから米倉に向けた「作品のアンバサダーを担ってくれてありがとう」とのメッセージが届く場面もあり、米倉は「ありがとうございます」と感謝しきり。「頑張る女性に観ていただきたい。頑張っていきたいけど、勇気がない方たち。世界中の方に観ていただいて、彼女がどれだけ世界に貢献したかを見てほしい」と映画をアピールしていた。

取材・文/成田おり枝