『ONE PIECE FILM RED』が5週連続Vで『トップガン』超え!ブラピ新作『ブレット・トレイン』は2位に初登場
9月3日と9月4日の全国映画動員ランキングが発表。公開から26日間で興行収入120億円を突破した『ONE PIECE FILM RED』(公開中)の勢いは、夏休みが終わっても持続中。今週も2位以下に大差をつけて5週連続で1位をキープした。
動員1000万人が見えてきた!『ONE PIECE FILM RED』がV5達成
公開5週目を迎えてもなお勢いの衰えない『ONE PIECE FILM RED』は、土日2日間で観客動員数49万8000人、興行収入6億9700万円を記録。第3弾入場者プレゼントが配布された前週末と比較すると約6割の動員・興収だが、9月17日(土)からは第4弾入場者プレゼントとして「『ONE PIECE』コミックス -巻四十億“RED”-」のアンコール配布がスタート。その後も2週間ごとに第7弾まで入場者プレゼントの配布が決定しており、今後もさらなる伸びが期待できそう。
また累計成績では観客動員929万8000人と、1000万人の大台突破が射程圏内。興収は129億5300万円を突破し、2022年公開作としては『トップガン マーヴェリック』(公開中)を上回りトップに。日本国内の歴代興収ランキングでは『ジュラシック・パーク』(93)を抜いて21位に浮上した模様。
ブラピ主演『ブレット・トレイン』など3作品が初登場!
新作では、伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」をブラッド・ピット主演で映画化した『ブレット・トレイン』(公開中)が土日2日間で動員16万8000人、興収2億5700万円をあげて2位に初登場。初日となった9月1日から4日間の累計では動員28万4000人、興収4億1200万円を記録。ピットのファンはもちろんのこと、メガホンをとったデヴィッド・リーチ監督ファンや原作ファンまで幅広い層を集客しているとのことだ。
ほかにも、アイドルを目指す個性豊かな男子たちが織りなす物語を描いた人気ゲームを基にした『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』(公開中)が7位に初登場。さかなクンの自叙伝を沖田修一監督とのんのタッグで映画化した『さかなのこ』が10位にランクインした。
公開6週目の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』(公開中)は累計動員388万人、興収58億円に到達し3位にランクイン。公開15週目も5位をキープした『トップガン マーヴェリック』は累計動員762万人、興収121億円を記録。日本歴代興収ランキングでは『風立ちぬ』(13)を上回り26位となっている。
以下は、1~10位までのランキング。(9月3日・4日)
1位『ONE PIECE FILM RED』
2位『ブレット・トレイン』
3位『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』
4位『アキラとあきら』
5位『トップガン マーヴェリック』
6位『ミニオンズ フィーバー』
7位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
8位『キングダム2 遥かなる大地へ』
9位『異動辞令は音楽隊!』
10位『さかなのこ』
今週末はイドリス・エルバが主演を務めるサバイバルアクション映画『ビースト』(9月9日公開)、「HiGH&LOW」シリーズと高橋ヒロシの人気漫画「クローズ」「WORST」がクロスオーバー第2弾『HiGH&LOW THE WORST X』(9月9日公開)などが控えている。
文/久保田 和馬