松本穂香＆玉城ティナ、W主演で元カノと今カノに！『恋のいばら』2023年1月公開決定

松本穂香と玉城ティナがW主演を務め、『女子高生に殺されたい』(22)、『ビリーバーズ』(22)の城定秀夫監督最新作となる『恋のいばら』が、2023年1月に公開されることが決定。あわせて、ティザービジュアルとキャスト、城定監督のコメントが到着した。

“元カノ”と“今カノ”という出会うはずのない2人が出会い、ある秘密の共犯を始める本作。図書館で働き、突然フラれてしまった元カレのSNSを見て今カノを特定し、自分とは正反対の彼女に興味を持ち“ある理由”で直接会いに行ってしまう元カノの富田桃役を『みをつくし料理帖』(20)、『おいしい家族』(19)など多くの作品で主演を務める松本穂香が演じ、イマドキで洗練された今カノの真島莉子役を、雑誌「ViVi」の専属モデルとして活躍し『xxxHOLiC』(22)、『窓辺にて』(22)など話題作への出演が続く玉城ティナが、また、元カノと今カノの2人をつなぐ、ある疑惑のある彼氏の湯川健太朗役を「仮面ライダージオウ」やドラマ「やんごとなき一族」などで注目を集める渡邊圭祐が演じている。脚本は、城定監督と『愛がなんだ』(18)、『ちひろさん』(23)などの澤井香織が共同で手掛けている。

このたび解禁されたティザービジュアルは、雑誌や広告などで活動する写真家の石田真澄が撮り下ろしたものとなり、松本と玉城演じる桃と莉子の謎めいた関係が垣間見られる意味深な横顔が写しだされたビジュアルとなっている。本作について主演の松本は、「初めての城定組、不思議な空気感で楽しみながら演じさせて頂きました。玉城ティナさんとは、ほぼ初めましてでしたが、ティナさんの人柄とその美しさにたくさん助けられながら、桃という人間を作り上げることが出来たと思っています」とコメント。同じく主演を務めた玉城も、「桃役を演じられた松本穂香さんとのシーンが多かったので、2人の関係性の移ろい方なども2人で話し合いつつ、城定監督の思う世界観を作り上げていきました。元彼の、今カノ、という立場でしたが、3人のでこぼこな関係が、どうスクリーンに映るか、楽しみです」と撮影を振り返っている。

一方、彼氏の健太朗役を演じた渡邊は「女性に対する性の感性の歪みと、モノに対する美しいという感性の折り合いをつけようとしたときに、罪悪感を持たない健太朗という男性を演じさせていただきました。その罪悪感のなさと歪みで出会う桃と莉子の2人の結論と、3人の折り合いのつけ方を想像しながら観ていただければと思います」と観客へ向けてコメント。

いびつな三角関係、そして元カノと今カノという普通じゃない2人の関係性がどう発展していくのか？日本映画界注目の城定監督が繊細かつエキセントリックに描く本作に期待が高まる！