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辻村深月原作『かがみの孤城』北村匠海、宮崎あおいら豪華な追加声優が発表!

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辻村深月原作『かがみの孤城』北村匠海、宮崎あおいら豪華な追加声優が発表!

<キャストコメント>

●北村匠海(リオン役)

「声優という仕事は本当に職人技だなと、やるたびに思います。今回初めに監督から、『上手さを求めている訳ではない』と言われて肩がふっと軽くなったのを覚えています。かがみの孤城は会話劇で進んでいきます。細かな心情、アニメーションならではの呼吸感、空気感。台本を読み進めるのがすごく楽しくて、それでいて彼らの気持ちがすごくよくわかる。そんな作品でした。映画館で公開されるのが僕も楽しみです」

●吉柳咲良(アキ役)

「アキ役を演じさせていただきました、吉柳咲良です。初めて原作を読んだ時、『こんな孤城に私も出会いたい』と思いながら、苦しさと悔しさで何度も泣きながらページをめくったのを覚えています。私が演じさせていただいたアキちゃんは、登場する中学生の中でもお姉さん的な存在で、明るい人物です。ですが、とても大きくて重いものを抱えているキャラクターでもあります。こんなに大切な役を任せていただけたことをとてもうれしく思いますし、彼女の苦しみや心の葛藤に寄り添い、声をのせて届ける責任を、まっとうできたと思っています。たくさんの方々の心の救いになるような、大切なことを教えてもらえるような作品だと思います。届けられたものが誰かの心を少しでも救えていますように」

●板垣李光人(スバル役)

「今回こうして豪華なスタッフ、キャストの皆さまが描く長編アニメーション作品に声優として参加させていただくことになり大変光栄に思います。そしていつも号泣案件な作品を届けてくださる原監督、そして事務所の先輩であり、いつかご一緒したいと思っていた北村匠海さんと作品をつくれたことが個人的にはとてもうれしいです。原作も拝見しましたが一見ファンタジックな要素が強い作品かと思いきや、各所に散りばめられた伏線が見事に回収されてゆくミステリーとサスペンス的要素、中学生が持つ思春期特有の人間関係における機微が繊細に描かれており、『辻村先生…』と感嘆するばかりでした。僕が演じますスバルという役は他の子と比べるとどこか落ち着きがあり、つかみどころのない雰囲気の子です。映像作品とは違い声を主軸に芝居をするため、しっかりと微細なニュアンスを表現しつつスバルらしさを出していく点にはとても頭を悩ませました。7人の少年少女たちの運命、そして彼らを取り巻く人々がどう重要な歯車として関わってくるのか、ぜひ劇場でお楽しみいただければと思います。

●横溝菜帆(フウカ役)

「『かがみの孤城』は、大好きな作品なので、以前から繰り返し読んでいました。フウカちゃんの声を担当させていただくことが決まった時は、本当に驚いたと同時に、とてもうれしかったです。声のお仕事は何度か経験がありますが、この作品では息遣いなどの表現が特に難しかったです。自分の声がフウカちゃんの声となったのを聞いた時は感動しました。この作品は、個性的な子どもたち7人が、それぞれが置かれた境遇で悩みを抱えながらも、困難をどのように乗り越え、支え合いながら成長していくかが見どころだと思います。大人から子どもまで、幅広い世代の方々にお届けできたらうれしいです!

●高山みなみ(マサムネ役)

「最初にいただいた設定資料でマサムネの表情画を見て、彼のことをもっとよく知りたくなり、台本を読む前に原作を…と、久しぶりにハードカバーの本を手にしました。マサムネのセリフ部分は声に出して読み進め、世界観や距離感を想像していましたが、アニメーションで動いている彼はそれ以上に表情豊かで、演じるのも楽しかったです。このお話はファンタジーの中に壮絶なリアルが含まれていて、身が固くなる瞬間もありました。そして振り返れば、学生でいた時間は短かく、とても濃密だったのだと感じました。子どもから大人に何をどうやって求めるのか、大人は子どもに何をすることができるのか。この作品が、良い会話のきっかけにしていただけると幸いです」

●梶裕貴(ウレシノ役)

「『かがみの孤城』は、誰もが経験したであろう中学生時代の不器用で繊細な思いが呼び起こされる物語。リアルな痛みと温もりが共存している作品です。特に学生の皆さんにとっては、いまだからこそ届くメッセージがたくさん詰まっているのではないかと。7人の子どもたちを演じる様々な役者陣の中で、しっかりと"声優としての存在意義"を感じていただけるよう、緊張感と責任感を持ってアフレコに臨みました。いちファンである辻村深月先生、そして原恵一監督作品に携わることができ幸せでした。新たにアニメーション映画として誕生した本作を、ぜひ劇場でご覧いただけたらうれしいです」

●麻生久美子(こころの母役)

「『百日紅~Miss HOKUSAI~』以来、久しぶりに大ファンの原恵一監督の作品に参加できて、とても光栄です。アフレコはあっという間に終わってしまいましたが、もう少し、原さんの演出を受けていたかったです。私が演じたのは主人公こころの母親役でしたが、私も子を持つ母親なので、演じていて、いろいろ考えさせられることが多かったです。惹き込まれるストーリーに、現代の子どもたちの問題も扱われており、多くの方に観ていただきたい作品になっています。

●宮崎あおい(喜多嶋先生役)

「初めてご一緒させていただいた作品では、個性的でチャーミングな女の子の役でしたが、今回は子ども達を優しく包み込む先生を演じさせていただきました。原監督の、一切迷いの無い演出に身を委ねている時間はとても心地よかったです。子どもたちの見ている世界をいまより少し広げてあげられる様な作品になるのではないかと思っています」

文/山崎伸子

※宮崎あおいの崎は正式には「たつさき」

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