稲垣吾郎主演『窓辺にて』あたたかさとせつなさが漂う本ビジュアル&予告編解禁
『半世界』(19)など次々と斬新な役柄に挑んできた稲垣吾郎を主演に迎え、『愛がなんだ』(19)、『街の上で』(21)などの今泉力哉監督による完全オリジナル作品『窓辺にて』(11月4日公開)。本作の本ビジュアルおよび予告編が解禁となった。
次々と話題作を世に送りだしてきた映画監督、今泉力哉。一筋縄ではいかない繊細な恋人たちの心の機微を描き、その恋愛観が熱烈に支持されてきた今泉監督が描く、17作目となる完全オリジナル作品『窓辺にて』は、今泉組初参加の稲垣吾郎を迎え、今泉ワールドの特徴でもある“等身大の恋愛模様”に加え、これまで以上に“好きという感情そのもの”について深く掘り下げた、美くてちょっぴり可笑しい大人のラブストーリーに仕上がっている。
今回解禁となる本ビジュアルには、稲垣扮する主人公のフリーライター市川が、高校生作家、久保留亜と喫茶店でコップに反射した光に手をかざす姿と、市川の妻で売れっ子作家と浮気している編集者、紗衣の物憂げな表情が切り取られている。そして「たとえ、パーフェクトじゃなくても。」というキャッチコピーが添えられており、それが夫婦の関係性を指すのか、それとも人生そのものを示しているのかも気になるところ。これまでも、恋愛や人生のうまくいかなさをどこかユーモアを交えて肯定的に描いてきた今泉の作品をうまく表現したコピーと、温度のあるシーンカット合わさった、特別なデザインとなっている。
あわせてスカートが手掛る温かな主題歌を乗せた予告編も解禁。稲垣のほか、中村ゆり、玉城ティナ、若葉竜也、志田未来、佐々木詩音ら個性的な俳優陣が集結し描かれる、濃密でほろ苦い愛をぜひ劇場で見届けよう。
文/サンクレイオ翼
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