祝!永野芽郁23歳『マイ・ブロークン・マリコ』中華屋で一人飲み&牛丼をかきこむ場面写真が到着
平庫ワカの同名コミックを、タナダユキ監督が永野芽郁主演で映画化する『マイ・ブロークン・マリコ』(9月30日公開)。本日、永野芽郁の23歳の誕生日を記念し、シイノの姿を切り取った場面写真が解禁となった。
原作は、2019年に無料WEBコミック誌「COMIC BRIDGE」で連載されるや、毎話SNSでトレンド入りし、翌年出版された単行本では即重版が決定するなど、爆発的な反響を呼んだ。また、「輝け!ブロスコミックアワード2020」大賞を受賞、「この漫画がすごい!2021年オンナ編」第4位にランクインしたほか、2021年に文化庁が主催するメディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞するなど、ほぼ無名に近い新人作家の初連載作にも関わらず、異例の快挙を成し遂げ話題となっていた。
今回解禁されたのは、永野演じるシイノが、ラーメンやビールを前に中華料理屋で一人飲みする姿、マリコの遺骨を隣に牛丼をかきこむ姿などを捉えた場面写真。なかでも、原作で印象的に描かれるタバコを吸うカットは、永野の役作りの賜物。喫煙の仕草を自然なものにするため、ニコチンの入っていないタバコでの練習をクランクイン前から自発的に重ねたという。
多くの原作ファンの心を掴み、なにより演じた永野本人も“魅力的“と語る主人公シイノ。感情剥きだしで破天荒でありつつも、どこか弱さや脆さも持ったキャラクターを全身全霊で演じている永野だが、原作への想いが強すぎるがあまり、自身のパブリックイメージと役とのギャップを感じ ”めっちゃやりたいけど、やりたくなかった”と、出演に対し葛藤があったという。不安を抱えながらも、本作への出演を“大きな挑戦”と捉え、走り切り、映画公開前に行われた試写会で一足先に本作を観た原作ファンからは、その熱演ぶりを絶賛する声が相次いでおり、大きな話題を集めている。
先日、カナダ・モントリオールで行われたファンタジア国際映画祭で最優秀脚本賞を受賞し、いよいよ公開も来週に迫った本作。これまで多くの作品で主演を務めてきた永野だが、23歳になって初の公開作となる『マイ・ブロークン・マリコ』。まさに新境地とも言える熱演を、ぜひスクリーンで体感してほしい。
文/サンクレイオ翼