「ウルトラセブン」放送開始55周年!色あせない魅力に迫るイベントも続々決定
1967年10月1日に放送を開始、その高度なSF性とスタイリッシュな映像世界から、半世紀以上を経たいまなお絶大な人気を誇る「ウルトラセブン」。放送開始55周年の記念イヤーとなる本年は、様々なグッズの発売などが、ファンを喜ばせている。
10月1日(土)から10月13日(木)にかけて全国16劇場にて実施される「『ウルトラセブン』55周年記念 4K特別上映」は、全49話から厳選された5つのエピソードを上映する企画。第7話「宇宙囚人303」と第26話「超兵器R1号」、第37話「盗まれたウルトラ・アイ」と第48話・第49話「史上最大の侵略(前後編)」が、迫力の4K映像で巨大スクリーンに上映。「ウルトラセブン」が4Kで劇場上映されるのは今回が初めてとなる。
放送開始からちょうど55年を迎える10月1日に、「『ウルトラセブン』55周年記念セレブレーション」と銘打ち、TOHOシネマズ池袋にて豪華ゲスト登壇のもと行われるトークイベントは、「ウルトラセブン」ファンとして知られる声優の関智一がMCを担当。ゲストとして『シン・ウルトラマン』(22)で監督を務めた樋口真嗣と、「ウルトラマンZ」でオオタ ユカ役を演じた黒木ひかりが登壇。さらにスペシャルゲストとして、「ウルトラセブン」で主役のモロボシ・ダン役を演じた森次晃嗣が駆けつけることも決定している。
また、10月24日(月)から開催される第35回東京国際映画祭の「ジャパニーズ・アニメーション」部門でも「ウルトラセブン」の55周年記念上映と題し、「対話」「特撮」「ヒーロー」の3つの視点でセレクトされた12エピソードが上映。
「対話」視点でセレクトされるのは第6話「ダーク・ゾーン」、第7話「宇宙囚人303」、第37話「盗まれたウルトラ・アイ」、第42話「ノンマルトの使者」。「特撮」視点でセレクトされるのは第3話「湖のひみつ」、第14話・第15話「ウルトラ警備隊西へ(前後編)」第26話「超兵器R1号」。そして「ヒーロー」の視点でセレクトされるのは第39話・第40話「セブン暗殺計画(前後編)」と第48話・第49話「史上最大の侵略(前後編)」。
55年前に熱狂した世代や歴代の「ウルトラ」シリーズで育ってきた世代はもちろん、まだ体験したことがない若い世代の人々も。この記念すべき節目のタイミングに、いまも色褪せずに輝き続ける不滅のヒーロー「ウルトラセブン」の世界を映画館の大スクリーンで堪能してほしい!
文/久保田 和馬