『ダウントン・アビー』ロケ地の魅力に迫る!英国ハイクレア城から南フランスの別荘まで

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『ダウントン・アビー』ロケ地の魅力に迫る!英国ハイクレア城から南フランスの別荘まで

ゴールデン・グローブ賞やエミー賞など数々の賞に輝いた、英国貴族の壮麗な屋敷が舞台の大人気テレビドラマシリーズの長編映画第2弾『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』が9月30日(金)より公開される。本日、本シリーズでおなじみであるオリジナルキャストやスタッフ陣が、ロケ地や美術の魅力を紹介する特別映像が到着した。

クローリー家が訪れる南フランスの別荘
クローリー家が訪れる南フランスの別荘[c] 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

世界200以上の国と地域で放送された大ヒット作「ダウントン・アビー」は、1912年から1925年のイングランド北東部、ヨークシャーのカントリーハウス「ダウントン・アビー」を舞台に、グランサ伯爵クローリー家とその使用人たちの生活を、歴史上の出来事を織り交ぜながら描いたドラマ。劇場版2作目は、前作から1年後の1928年が舞台となり、マギー・スミスらお馴染みのキャストに加え、「ハンニバル」テレビシリーズのヒュー・ダンシー、『たかが世界の終わり』(17)のナタリー・バイ、ローラ・ハドック、ドミニク・ウェストらが新たに参加している。

今回解禁となった特別映像は、これまでの「ダウントン・アビー」シリーズと最新作『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』の撮影ロケ地である英国ハイクレア城からロケ地にフォーカスしたもの。キャストやスタッフのインタビューやメイキング映像を交えながら、おなじみの邸宅と、新たな舞台となる南フランスのヴィラの魅力に迫っていく。

「ダウントン・アビー」シリーズを語るうえで欠かせないのが、クローリー家の邸宅のロケ地として知られるハイクレア城。イギリスの国会議事堂の設計を手掛けた建築家チャールズ・バリーによって17世紀に手掛けられたもので、歴史を感じさせる堂々とした佇まいは、由緒正しき貴族たちの生活が描かれていく「ダウントン・アビー」のトレードマークでもある。

ゴージャスなヴィラに集う住人たち
ゴージャスなヴィラに集う住人たち

ドラマシリーズから撮影されてきた場所ということで、クローリー家の次女イーディスを演じたローラ・カーマイケルも「この豪邸が実家だと思ってしまう。あり得ないわよね」とコメント。プロデューサーのリズ・トルブッチは「圧倒的な存在感を放つ建物です」と、またプロデューサーのギャレス・ニームも「いまや世界的に有名な建造物です」と語るように、キャスト、スタッフ陣にとってはかなり愛着のある場所になったようだ。

一方で新たな舞台として登場するのは、一族にとって初めての海外となる南フランス。ロケ地はダウントンと同様に、フランスに実在する美しい別荘が採用された。別荘のほかにもカラフルな建物による街並みや、ヤシの木が植えられた庭など、これまでの「ダウントン・アビー」で見られなかった景色が映しだされている。

『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』は9月30日(金)より公開
『ダウントン・アビー/新たなる時代へ』は9月30日(金)より公開[c] 2021 FOCUS FEATURES LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

長女メアリー役のミシェル・ドッカリーは「映像で南仏の雰囲気を堪能できるわ」とその魅力に太鼓判を押す。本作でプロダクション・デザインを担当したドナル・ウッズは「開放的な別荘で色合いも鮮やかです」と、衣装デザインのアンナ・メアリー・スコット・ロビンスも「新鮮でワクワクする多彩な色使いです」とリゾート感あふれる新ロケーションに自信をのぞかせている。また、本作には時代考証者のアラステア・ブルーズが参加しており、時代設定にマッチした本物の建造物で、当時の貴族たちによるリアルな生活を作品に反映させたいというこだわりもうかがえる。


はたして最新作ではどのようなストーリーが展開するのか?優雅に生活するクローリー一族や、せわしなく働く使用人たちがカムバックし、ダウントンに新たなる時代の幕開けを告げる本作に乞うご期待!

文/山崎伸子

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