『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』新キャラクターとして浪川大輔、早見沙織の参戦が決定!

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『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』新キャラクターとして浪川大輔、早見沙織の参戦が決定!

マーベル・スタジオ最新作『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』が11月11日(金)に日米同時公開される。このたび、本作で物語の重要なカギを握るであろう新キャラクターの日本語版声優を、浪川大輔、早見沙織が務めることが決定した。

本作は、ヒーロー映画としては初となるアカデミー賞作品賞にノミネートされた『ブラックパンサー』(18)からつながる物語。国王とヒーロー、2つの顔を持つティ・チャラ(チャドウィック・ボーズマン)を失ったワカンダ国に海の帝国の脅威が迫る。ティ・チャラの妹で天才科学者のシュリ(レティーシャ・ライト)たちは、この危機に立ち向かっていく。

浪川が演じるのは、ワカンダに敵意をむき出しにする海の帝国の謎めいた王、ネイモア役。そして早見はアイアンハートことリリ・ウィリアムズ役を演じる。「HUNTER×HUNTER」のヒソカや、「ルパン三世」シリーズの石川五ェ門役に加え、「スター・ウォーズ」シリーズのアナキン・スカイウォーカー役などで知られるベテラン声優の浪川。彼が演じるネイモアはいまだ多くの謎に包まれたキャラクターで、漫画原作では最古の1人にも位置づけられ、ファンの間では人気を得ている。

予告編では、ネイモアが海中に鎮座する玉座へ降り立つシーンや、足首にある羽根を駆使して空中を自在に飛ぶ場面が登場。窓の内側にいるラモンダ(アンジェラ・バセット)やリリに向かって外から槍を振りかぶる姿や、ラモンダをにらみつける姿などでは、狂気を帯びた力強さを漂わせる。また、キャラクターのポスターでは、鬼気迫る表情から、彼の執着心や冷酷さも見てとれる。

浪川は、ネイモア役で本作に加わることについて「自分のキャリアのなかでもヒーロー映画に重要ポジションで関わるのは初めてです。ずっと携わりたいと強く願っていました。なので、喜びの極みです」と、念願が叶った喜びを最大限に表現。さらに、「映画の注目ポイントは正直挙げきれません。どのような展開になるのか。どのような映像美があるのか、迫力満点な作品だと思います。またもや全世界を巻き込む社会現象になること間違いなしだと思います!」と自信を覗かせた。

そして、「SPY×FAMILY」のヨル・フォージャー役や、「鬼滅の刃」の胡蝶しのぶ、「ONE PIECE」のヤマト役など、様々な役を演じてきた早見。マーベル・コミックス原作の作品では『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(21)にて、ヴィランのカーネイジことクレタス・キャサディの恋人で、口から発する音波で周囲を破壊する能力を持つヴィラン、シュリーク役を担当していた。本作では打って変わり、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に深く関わるであろう注目のキャラクター、リリを務めることに。

2023年に米ディズニープラスで独占配信予定のマーベル・スタジオドラマ『アイアンハート』にて、主人公のアイアンハートになるキャラクターとして発表されたリリ・ウィリアムズは、天才的頭脳を持つ、19歳のマサチューセツ工科大学生。本作で初めてお披露目されたリリ・ウィリアムズ=アイアンハートは、SNSやメディアでも大きく紹介された。

予告映像では、彼女がまとうであろうアイアンマンを彷彿とさせる赤いハイテクスーツが登場。さらに解禁されたキャラクターのポスターは、ゴーグルや機械を身にまとい、迫りくる脅威を危惧する眼差しが印象的なビジュアルとなっている。

早見は「リリは、頭脳明晰でありながら、若者らしいくだけたノリと勢いを持った人です。作中では、シュリを中心としたキャラクターたちとも深く関わっていきます。表情豊かな彼女の人物像を声でもお伝えできるよう、精一杯アフレコをさせていただきました。ぜひ劇場でお楽しみくださいませ!」と、役柄の魅力や本作への意気込みを語った。


海の帝国に君臨する謎の王ネイモアと、今後のMCUでも活躍が期待できるリリという2人の参戦により、どんなドラマチックな物語が展開されるのか。そしてティ・チャラの想いを受け継いでワカンダの危機に立ち向かうのは誰なのか?マーベル映画史上、最大にして最高の“希望のドラマ”になるという本作は、見逃し厳禁だ。

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