浅沼晋太郎、2034年に『四畳半タイムマシンブルース』続編制作と予想!
「四畳半神話大系」×「サマータイムマシン・ブルース」が悪魔的融合を果たしたアニメーション作品『四畳半タイムマシンブルース』の大ヒット御礼舞台挨拶が20日都内で行われ、声優の浅沼晋太郎とメガフォンを取った夏目真悟監督が登壇し、テレビシリーズから約12年の時を経て製作&公開。それにちなんで、浅沼は12年後の2034年の自分にメッセージを送った。
浅沼は「12年後の浅沼晋太郎よ、リニアモーターカーは走っていますか?まだiPhoneはホームボタン付きを使っていますか?君は日本を離れてモルディブあたりで余生を過ごしていることでしょう」などとビデオレター風に妄想。
さらに「数年前にオファーがあった『四畳半タイムマシンブルース ワンスモア』も良かったよ。シリーズ化できて良かったね!」と続編が製作される未来を予想した。
一方の夏目監督は「12年後だと住宅ローンがあと4年かあ…。あと一息だよと自分に言ってあげたい」と急に現実的で、浅沼から「リアル!」と突っ込まれていた。
本作のキャラクターデザインを担当したイラストレーターの中村佑介からは「浅沼さんに声を当ててもらうために僕は描き続けてきたのかもしれない」と連絡をもらったそうで、浅沼は「そんな熱い連絡をいただき、泣きそうになりました」と感動。
原作者の森見登美彦もすでに本編を5回以上観ているという。浅沼が「これは原作者直々にお褒めの言葉をいただいたと言っても過言ではないですね!」というと、夏目監督も「公認をいただきました」としみじみ。
本作は一度ならず複数回鑑賞することでおもしろみも増すということで、5回観たという観客が会場にいると知った浅沼は「僕が大好きなタイプの物好きですね!」と喜びをにじませていた。
取材・文/石井隼人
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