ソン・ガンホとイ・ビョンホン共演の航空パニック映画『非常宣言』場面写真が一挙解禁
韓国映画界のトップスターであるソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演した『非常宣言』が2023年1月6日(金)より公開となる。本作の場面写真が一挙に解禁された。
映画『パラサイト 半地下の家族』(19)、『ベイビー・ブローカー』(22)など数々の大ヒット映画に出演し、第75回カンヌ国際映画祭で韓国人初となる主演男優賞を獲得したソン・ガンホと、『JSA』(00)や『甘い人生』(05)で人気を博し、「G.I.ジョー」シリーズなどでハリウッド映画にも進出したイ・ビョンホン。そんな韓国映画界を牽引する大物俳優2人を迎え、地上と上空を舞台にした航空パニックとなっている本作。2人に加え、『殺人者の記憶法』(17)などに出演し、カメレオン俳優として名高いキム・ナムギル、『シークレット・サンシャイン』(07)の実力派女優チョン・ドヨン、ドラマ「ミセン-未生-」のイム・シワンなど、豪華キャストが集結している。
解禁されたのは、愛する人を救うため、地上と上空それぞれで奮闘する登場人物たちを映しだした場面写真。ガンホが演じたのは、バイオテロに巻き込まれるKI501便に乗り合わせた妻を救うため、地上で全力を尽くすク・イノ刑事役。上空にいる妻の無事を祈りながら、奔走する姿が映し出されている。そしてビョンホンが演じるのは、飛行機恐怖症にも関わらず、娘の治療のためKI501便に搭乗した父親パク・ジェヒョク役。逃げ場のない高度28,000フィートの上空で、愛する娘を必死に守り抜こうとする様子がうかがえる。
また、自ら創りだしたウイルスによってバイオテロを起こし、機内を混乱の渦に巻き込んだテロリストのリュ・ジンソク役を怪演したシワンによる緊迫感や狂気が伝わってくる場面写真のほか、テロの知らせを受け、緊急着陸のために国内外との交渉に尽力するキム・スッキ国土交通省大臣を演じたドヨンや、乗客の命を守るために手を尽くすヒョンス副機長を演じたナムギル、さらにチーフパーサー、ヒジン役のキム・ソジン、大統領府危機管理センターにいるパク・テス役のパク・ヘジュンといった豪華キャスト陣の姿も写しだされている。
楽園へ向かったはずが突如として“地獄”と化したKI501便。はたして乗客は、無事に帰ることができるのか?手に汗握る怒涛の展開の結末はスクリーンで確かめてほしい。
文/山崎伸子