『ONE PIECE FILM RED』が首位返り咲き!再上映の『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』がシリーズ最高興収を樹立
10月29日と10月30日の全国映画動員ランキングが発表され、公開から11週連続で立ち続けた首位の座を前週ついに明け渡した『ONE PIECE FILM RED』(公開中)が、2週ぶりに首位へと返り咲き。これで12度目のNo. 1を獲得したことになる。
『ONE PIECE FILM RED』がさらにひと伸び!興収177億円を突破
『ONE PIECE FILM RED』の土日2日間の観客動員数は22万4000人、興行収入は3億400万円。この週末には第7弾入場者プレゼントとして「ワンピの実『FILM RED』“シャンクス”」が限定20万個配布されており、それが動員アップに大きく貢献したものと考えられる。
これで累計動員数は1279万人に到達し、興収は177億円を突破。現在国内歴代興収ランキングで9位にランクインしている同作。8位の『ハウルの動く城』(04)の最終興収196億円まではまだ先が長いが、11月12日(土)から第8弾プレゼントの配布も予定されており、どこまで差を詰めることができるか注目が集まるところだ。
また公開3週目を迎えた『カラダ探し』は、土日2日間で動員9万6100人、興収1億1200万円と、下落の少ない興行で3週連続2位をキープ。累計成績では動員57万人を突破、興収は7億円間近となっている。
ファンの声に応えて再上映!『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』が3位にランクイン
3位にランクインしたのは劇中のストーリーに合わせて“ハロウィン再会上映”と銘打ったリバイバル上映がスタートした『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』(公開中)。土日2日間で動員8万2000人、興収1億1400万円を記録。4月の公開時からの累計成績では観客動員数は680万人、興収は95億円に迫り、『名探偵コナン 紺青の拳』(19)を上回りシリーズ歴代最高興収を樹立。
また新作では、『リング』(98)から連なるJホラーの代名詞“貞子”の新たな恐怖を描きだす『貞子DX』(公開中)が5位に初登場。デヴィッド・O・ラッセル監督がクリスチャン・ベールやマーゴット・ロビーらオールスターキャストを揃えた『アムステルダム』(公開中)は惜しくも11位スタートとなった。
以下は、1~10位までのランキング。(10月29日・30日)
1位『ONE PIECE FILM RED』
2位『カラダ探し』
3位『名探偵コナン ハロウィンの花嫁』
4位『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』
5位『貞子DX』
6位『呪い返し師 -塩子誕生』
7位『線は、僕を描く』
8位『耳をすませば』
9位『沈黙のパレード』
10位『劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEスターリッシュツアーズ』
今週末には、ジュリア・ロバーツとジョージ・クルーニーが娘の結婚を阻止するために手を組む元夫婦を演じるコメディ映画『チケット・トゥ・パラダイス』(11月3日公開)、韓国で観客動員数1200万人を超えるメガヒットを記録した“マブリー”ことマ・ドンソク主演の『犯罪都市 THE ROUND UP』(11月3日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬