ブラッド・ピット、役作りでF1レース現場を訪れるも熱心すぎてひんしゅく!?
『ブレット・トレイン』(公開中)でノリノリのブラッド・ピットが、F1映画で主役を演じることが明らかになったが、先月、テキサス州オースティンのサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われたアメリカGPの会場を訪れた際に、熱心すぎてひんしゅくを買ったようだ。
2023年後半から撮影開始予定で、ヒット作『トップガン マーヴェリック』(公開中)の製作チームが贈るタイトル未定の同作は、プロジェクトに迎えたメルセデスのF1王者で現役レーサーのルイス・ハミルトンも太鼓判を押す作品として期待されている。プロデューサーのジェリー・ブラッカイマー、ジョセフ・コシンスキー監督、脚本家のアーレン・クルーガーらが来場。ピットも早速役作りのためにレースを観戦し、歓迎を受けたと報じられていた。
F1のステファノ・ドメニカリCEOや各チームの代表が集まって説明を聞いた際には、このプロジェクトがF1全体を盛り上げる要素になると捉えているとして前向きなコメントが寄せられており、期待値の高さもうかがえた。また「Fox News」などには、デニムのシャツにジーンズ、サングラスという装いのピットとハミルトンが歓談する様子や、メルセデスのメンバーに囲まれてご満悦なピットの様子を捉えた写真が掲載されている。
しかし、アストンマーチンF1チームの代表であるマイク・クラックが「Motorsport Magazine」に語った話として「Metro」などが報じたところによれば、「ピットとスタッフが、我々と一緒にいた時間は非常に長い。予想よりもはるかに長かった。正直に言うと、スケジュールがめちゃくちゃになってしまい、少しばかりストレスだった」と発言。
『トップガン マーヴェリック』チームとあって最高のF1映画を作るべくプレッシャーもあるなかで、気合も十分なピットも少々熱が入りすぎてしまったようだが、それでもチームで同作をサポートしていくことに変わりはないようで、どんな作品に仕上がるのか楽しみだ。
文/JUNKO