マイケル・パレも「So Cool!!」を連発!清水崇監督『忌怪島』ビジュアル&超ティザー動画が解禁|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
マイケル・パレも「So Cool!!」を連発!清水崇監督『忌怪島』ビジュアル&超ティザー動画が解禁

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マイケル・パレも「So Cool!!」を連発!清水崇監督『忌怪島』ビジュアル&超ティザー動画が解禁

11月25日〜27日に幕張メッセで開催されている世界最大級のポップカルチャーの祭典「東京コミコン」にて、東京コミコン×DVD&動画配信でーたのスペシャル・ステージ「東京“怖”コン」が開催。11月26日には大ヒットした『犬鳴村』(20)、『樹海村』(21)、『牛首村』(22)の「恐怖の村」シリーズを生み出した清水崇監督が登壇し、最新作『忌怪島/きかいじま』の海外版第2弾ビジュアルと超ティザー動画もお披露目された。

公開されたビジュアルは2種。1枚目は「アメリカン・フィルム・マーケット」(AFM)で大絶賛された本邦初披露のビジュアルで、髪の長い“何者”かが波打ち際に打ち上げられたかのような画になっていて、悶え苦しみながらも逃げられないという島の恐怖を植え付ける。


【写真を見る】世界初解禁となった浮世絵風のビジュアル
【写真を見る】世界初解禁となった浮世絵風のビジュアル[c]2023「忌怪島/きかいじま」製作委員会

そして世界初解禁となった2枚目の浮世絵風ビジュアルは、死や不吉さをイメージする彼岸花と鎖に繋がれた左腕が描かれており、花言葉でもある「悲しい思い出」を彷彿させるかのような雨が印象的。血に染まる波打ち際、雨の中で滴る一筋の血…と、どちらも水と死を連想させ、これを目撃したすべての人を逃げ場のない恐怖へと溺れさせていくかのようだ。

ステージには清水監督と東映の小杉宝プロデューサーが登壇し、実際の撮影にも使用された掛け軸を披露。これは日本画家に監督自ら指示をしてこだわって作ったものということで、客席からも拍手が起きていた。また、ステージ裏では掛け軸を見た、ハリウッドスターのマイケル・パレが興味津々でスタッフに質問し、掛け軸を「So Cool!!」と大絶賛した。

同じく会場で披露された超ティザー動画には、海にたたずむ謎の「赤い女」が映し出され、突然アラームが鳴り響く。そして少しずつ近づいてくるおぞましい鎖の音。まるで自分がその場にいるかのようなVRの視点に切り替わると、突然「赤い女」が現れ、恐怖のどん底へと陥れる。“没入”を体感できる最恐の動画に、本編への期待が膨らみそう。

いまや日本だけではなく、世界中のホラーファンが新作を待ちわびている清水監督。最新作『忌怪島/きかいじま』では、我々をどんな恐怖の渦に巻き込んでくれるのか?今後も続報を心待ちにしたい。

文/山崎伸子

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