『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』特報&ポスターが解禁!感動の大団円へ
ジェームズ・ガン監督のマーベル・スタジオ劇場公開最新作の邦題が『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』に決定し、2023年5月3日(水・祝)に日本公開されることが発表された。あわせて感動の大団円を予感させる特報とUS版ティザーポスターが全世界解禁となった。
本作は、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19)の製作総指揮、そして「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの監督や脚本を手掛けてきたジェームズ・ガンが放つ、銀河一の落ちこぼれヒーローチーム“ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”が活躍するシリーズ最新作だ。
主人公は元お宝ハンターで地球生まれ銀河育ちのスター・ロードこと、ピーター・クイル。宇宙一凶暴な毒舌アライグマ、ロケットや、その相棒で「僕はグルート」という言葉だけを話す動く木、グルート、緑の肌を持つ美しき暗殺者のガモーラ、ガモーラと共に暗殺者として宿敵サノスに育てられた妹のネビュラ、怪力の破壊王ドラックス、純粋すぎて周りの空気がまったく読めないマンティスと、超個性的なメンバーたちが人気を博してきた。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後を描く『ソー:ラブ&サンダー』(22)では、銀河中からとんでもない数の救難信号を探知し、人々を助けるべく出動したガーディアンズ。今回解禁された特報では「長い間姿を消していた」としばらく銀河を留守にしていた様子がうかがえる。
ピーターたちがお揃いのスペーススーツでクールにキメて颯爽と降り立った惑星には、まるで実写版「ズートピア」(!?)のような動物っぽい異星人たちが暮らしていた。「俺たちは敵じゃない」とイカした低音ボイスで住民に挨拶するピーターだが、なんと空気の読めないドラックスが落ちていたボールを子どもの顔面にヒットさせ、住民から総攻撃をくらうはめに。「銀河にはガーディアンズが必要だ」とセリフだけは一丁前だが、どうにも格好がつかないという“ガーディアンズらしさ”が満載だ。
さらに映像の後半では、普段はおちゃらけ度MAXのメンバーたちが抱える“悩み”や“秘めた過去”が垣間見える。特に印象的なのは、これまでチームのピンチを持ち前の頭脳と皮肉で幾度となく救ってきたロケット。なにか壮絶な過去を抱えている様子だが「最後にもう一度、みんなで飛び立つぞ」と意味深な発言もしている。その後も、次々と悲しみの表情を浮かべるメンバーたちだが、ロケットは一体どうなってしまうのか?
そして『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18)でいなくなったはずのガモーラも再登場し、お馴染みの名セリフ「俺たちはグルート」とともにメンバー全員が大集合することに。これまで意図せずとも銀河の危機をことごとく救ってきたガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだが、再び銀河全体を巻き込んで大暴れすること間違いなしだ。
キャスト陣には、クリス・プラット(ピーター・クイル)、ブラッドリー・クーパー(ロケット)、ヴィン・ディーゼル(グルート)、ゾーイ・サルダナ(ガモーラ)、カレン・ギラン(ネビュラ)、デイヴ・バウティスタ (ドラックス)、ポム・クレメンティエフ(マンティス)など、レギュラーメンバーが集結。
ガン監督が「本作は、彼らのおふざけ要素がたくさんある一方で、信じられないほどエモーショナルな作品にもなっている」と明言している。お馴染みの布陣で贈る「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズ最新作だが、もっともドラマティックかつ、壮大なスケールの快作となりそうなので、乞うご期待!
文/山崎伸子