主題歌はエレファントカシマシが書き下ろし!『シャイロックの子供たち』本予告映像が解禁

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主題歌はエレファントカシマシが書き下ろし!『シャイロックの子供たち』本予告映像が解禁

「半沢直樹」、『アキラとあきら』(22)の池井戸潤の、原点とも言える小説を阿部サダヲ主演で映画化する『シャイロックの子供たち』(2023年2月17日公開)。このたび、本作より本ビジュアル、本予告映像が到着。さらに、エレファントカシマシによる書き下ろし主題歌も解禁となった。

【写真を見る】エレファントカシマシが書き下ろした主題歌が解禁となった
【写真を見る】エレファントカシマシが書き下ろした主題歌が解禁となった[c]2023映画「シャイロックの子供たち」製作委員会

原作「シャイロックの子供たち」は池井戸が「ぼくの小説の書き方を決定づけた記念碑的な一冊」と明言し、原点にして最高峰とも言える小説。『空飛ぶタイヤ』(18)の本木克英が監督を務めており、独自のキャラクターが登場するなど、小説とは異なる展開を加えた完全オリジナルストーリーとなっている。主演の阿部に加え、上戸彩、玉森裕太をはじめ、柳葉敏郎、杉本哲太、佐藤隆太、橋爪功、柄本明、佐々木蔵之介ら日本を代表するキャスト陣が集結した。

このたび解禁となった本予告は、“メガバンクから10億円が消える”という大事件から始まるもの。事件の真相や登場人物たちの思惑や欲望が見え隠れするなか、キャラクターそれぞれの裏の顔に、ベテランお客様係の西木(阿部)が徐々に迫っていく様が描かれている。“出世したい男”九条(柳葉)、“超パワハラ男”古川(杉本)、“謎の男”沢崎(柄本)、“利用する男”石本(橋爪)など、それぞれ“裏の顔”が垣間見える個性的な登場人物たちがそろうなか、事件の舞台となった長原支店の女性行員の北川(上戸)が疑われることに。「やられたら倍返し!」と聞き覚えのある名セリフも登場するがそのセリフが向けられているのははたして誰なのだろうか?

さらに、エレファントカシマシが書き下ろした主題歌「yes. I. do」も解禁。闘う人たちへのエールのような楽曲に、宮本浩次は「いい曲とか、悪い曲とか、そんなところじゃなくて心のままにストレイトに曲を作り上げることを心がけ、そしてこの『yes. I. do』はこれを形にする事に成功したのではないかと自負しています。久しぶりに鳴らすエレファントカシマシのサウンドがこの映画と共にあることが誇りです」とコメントを残している。また、主演の阿部も「自分が演じた西木という男にすっごくハマるなぁ、と思いながら最初聴いてましたけど…西木だけじゃない、ほかの登場人物にも、いや、全ての人にハマっちゃう凄い曲ですね!」と絶賛している。

また、同時に解禁となった本ビジュアルは金を握りしめる阿部と、様々な思惑を秘めるキャラクターたちの表情が気になるデザインのものとなっている。「金か、魂か。」というキャッチコピーも相まって波乱の物語に期待が高まるものとなっている。

それぞれ“裏の顔”を見せる登場人物のうち、誰が強欲な金貸し“シャイロック”の子どもなのだろうか?ぜひ劇場でその正体を確認したい。

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