『THE FIRST SLAM DUNK』がV2！公開9日間で動員200万人＆興収30億円を突破

12月10日と12月11日の全国映画動員ランキングが発表。前週に興収12億円を突破するロケットスタートを飾った『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)が、見事に2週連続でNo.1に輝いた。

Dolby Cinemaでの上映も大好評！『THE FIRST SLAM DUNK』がV2

Dolby Cinemaでの上映もスタートした『THE FIRST SLAM DUNK』[c] I.T.PLANNING,INC. [c] 2022 THE FIRST SLAM DUNK Film Partners

SNSなどでは原作ファンはもちろんのこと、若い世代からも絶賛の声が相次いでいる『THE FIRST SLAM DUNK』。公開2週目の週末成績は動員54万4000人、興収8億2500万円を記録。12月10日からは全国8館でDolby Cinemaでの上映もスタートし、臨場感たっぷりの試合シーンを体験しようとリピーターも続出しているとのこと。累計成績では動員202万人、興収30億円を突破。さらなる伸びに期待が集まるところ。

また公開5週目を迎えた新海誠監督の『すずめの戸締まり』(公開中)は、前週に引き続き2位をキープ。土日2日間で動員43万2000人、興収5億7500万円を記録し、累計成績は動員636万人、興収85億円を突破。『STAND BY ME ドラえもん』(14) や『シン・ゴジラ』(16)を上回り、歴代興収ランキングの68位に浮上している。

二宮和也主演の『ラーゲリより愛を込めて』など3作品が初登場

【写真を見る】二宮和也主演で描かれる、11年に及ぶ愛の実話…『ラーゲリより愛を込めて』もヒットスタート[c]2022映画「ラーゲリより愛を込めて」製作委員会 [c]1989清水香子

3位に初登場を果たしたのは、第二次世界大戦後にシベリアの強制収容所に抑留された日本人捕虜の山本幡男の実話を二宮和也主演で映画化した『ラーゲリより愛を込めて』(公開中)。土日2日間では動員17万8000人、興収2億4300万円。初日から3日間の成績は動員27万3000人、興収3億7400万円と、上々の滑り出しを見せた。

9位には、今年で誕生から35周年を迎えた原ゆたかの人気児童書の劇場版アニメ最新作『映画かいけつゾロリラララ♪スターたんじょう』(公開中)がランクイン。そして10位にはA24の新作スリラー『MEN 同じ顔の男たち』(公開中)が初登場を果たし、韓国の7人組ボーイズグループ NCT DREAMの単独コンサートに密着したドキュメンタリー映画『NCT DREAM THE MOVIE : In A DREAM』(公開中)は惜しくも11位スタートとなった。

A24の最新作『MEN 同じ顔の男たち』は10位に初登場[c] 2022 MEN FILM RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.

以下は、1～10位までのランキング。(12月10日・11日)

1位『THE FIRST SLAM DUNK』
2位『すずめの戸締まり』
3位『ラーゲリより愛を込めて』
4位『劇場版転生したらスライムだった件紅蓮の絆編』
5位『月の満ち欠け』
6位『ブラックアダム』
7位『ONE PIECE FILM RED』
8位『母性』
9位『映画かいけつゾロリラララ♪スターたんじょう』
10位『MEN 同じ顔の男たち』

今週末には、2009年に全世界興収No.1の大ヒットを記録した『アバター』(09)の13年ぶりの続編となる『アバター：ウェイ・オブ・ウォーター』(12月16日公開)、2003年と2006年に放送された人気ドラマの劇場版『Dr.コトー診療所』(12月16日公開)などが控えている。

文/久保田和馬