伏線が巧みと評判！『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』がディズニープラスで、見放題配信開始

2023年に設立100周年の節目を迎えるディズニーが、親子3世代の壮大な冒険を描いた『ストレンジ・ワールド／もうひとつの世界』。現在公開中の本作が、12月23日よりディズニープラスで見放題配信開始された。

本作を手掛けたのは、第87回アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、日本でも興行収入90億円超の大ヒットとなった『ベイマックス』(14)のドン・ホール監督。今回では、生き物のように動く不思議な大地やキラキラと光を放つ未知の生命体であふれた“もうひとつの世界＜ストレンジ・ワールド＞”でのスリリングな冒険物語を手掛けた。

本国アメリカでは、エンタテインメント誌「バラエティ」が“ディズニーの地平線を広げるような、息を飲む美しさ”と、「ハリウッドレポーター」でも“ディズニーの新たな名作となる可能性を秘めている”と称賛されてきた本作。日本国内でも公開されるやいなや、“何度も観たくなる作品だ”という声が相次いだ。

本作の主人公は、豊かな国アヴァロニアで暮らす農夫のサーチャー。若いころに行方不明となった偉大な冒険家の父へのコンプレックスから冒険嫌いとなった彼は、アヴァロニアでの生活に必要不可欠なエネルギー源である植物“パンド”を育てながら、家族とともに安定した暮らしを送っていた。しかしある日、“パンド”が枯渇し、世界崩壊の危機が迫っていることを知ったサーチャーは、愛する家族とともに、地底に広がる“もうひとつの世界＜ストレンジ・ワールド＞”へと足を踏み入れていく。

様々な危険に直面していくサーチャーたちは、やがて“もうひとつの世界”に隠された驚くべき秘密を知ることになる。それは、これまで見ていた景色を180度変えられてしまうような衝撃の真実で、それを目にした観客たちの間でも「ラストを知ると、まったく異なる世界が見えてくる」という声が多く挙がった。

SNS上では「マジでスルメ映画かも。もう一回観たいくらいおもしろかった」「大大大傑作です!!!これはもう一度観たい」「期待を上回り過ぎて感動の嵐!!!」など、称賛の声が相次いだ。

随所に散りばめられた伏線に気づけば、また新たな味わいが堪能できるであろう本作には、いまを生きる私たちに「より良い未来のためになにをすべきか」という深いメッセージが込められている。鑑賞後、身近にいる誰かと語り合いたくなるような本作を、ぜひディズニープラスで楽しんでいただきたい。

文/山崎伸子