「リバイス」から「ギーツ」へ!前田拳太郎が「バトンを渡すことができた」と感無量。倖田來未は簡秀吉との意外な縁明かす|最新の映画ニュースならMOVIE WALKER PRESS
「リバイス」から「ギーツ」へ!前田拳太郎が「バトンを渡すことができた」と感無量。倖田來未は簡秀吉との意外な縁明かす

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「リバイス」から「ギーツ」へ!前田拳太郎が「バトンを渡すことができた」と感無量。倖田來未は簡秀吉との意外な縁明かす

仮面ライダーギーツ×リバイス MOVIEバトルロワイヤル』の公開舞台挨拶が12月24日にユナイテッド・シネマ豊洲で開催され、簡秀吉、前田拳太郎、佐藤瑠雅、星乃夢奈、杢代和人、青島心、日向亘、井本彩花、大貫勇輔、池田鉄洋、倖田來未、柴﨑貴幸監督が登壇した。

仮面ライダーも集合!観客とフォトセッション
仮面ライダーも集合!観客とフォトセッション

本作は、2021年9月から2022年8月まで放映されていた「仮面ライダーリバイス」と、2022年9月より放映が開始された「仮面ライダーギーツ」のクロスオーバー映画。

浮世英寿/仮面ライダーギーツ役の簡秀吉
浮世英寿/仮面ライダーギーツ役の簡秀吉

「仮面ライダーギーツ」、浮世英寿/仮面ライダーギーツ役の簡は「ハッピーメリークリスマス!」と笑顔で挨拶。「『仮面ライダーリバイス』の本当のラスト、今年で20周年を迎える『仮面ライダー龍騎』、そして今作が初映画となった『仮面ライダーギーツ』。この3つの世界観が合わさってすごくいい作品になった」と見どころをアピールした。「仮面ライダーリバイス」五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役の前田は、「『ギーツ』にとって初めての映画。僕たち『リバイス』にとって最後の映画になります。役者たちの想いも観ていただけたらと思って撮影をした」と晴れやかな笑顔を見せ、五十嵐大二/仮面ライダーライブ役の日向も「昨年は僕たちが『セイバー』の皆さんからバトンを受け取ったんですが、今日は『ギーツ』の皆さんにバトンを渡して、晴れて卒業という日になればいいなと思います」と続き、大きな拍手を浴びた。

五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役の前田拳太郎
五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役の前田拳太郎

『仮面ライダーリバイス』の本当のラストが描かれるが、前田は「『リバイス』としての最後の映画が公開されてうれしい。バイスの復活があったり、三男の幸四郎の誕生だったり、五十嵐家の絆がまたより深まったのかなと感じました」と感無量の面持ち。日向は「いい意味で『リバイス』らしい終わり方でした。『悔いなく撮りきろう』という話をしていました」とメンバーとの最後の撮影も特別なものになったという。

「仮面ライダーリバイス」から「仮面ライダーギーツ」へとバトンタッチ!
「仮面ライダーリバイス」から「仮面ライダーギーツ」へとバトンタッチ!

五十嵐さくら/仮面ライダージャンヌ役の井本も「『リバイス』が終わってしまうんだなという寂しい気持ちもありながら、最後は先輩らしく、カッコよく決めたいなという想いがありました」と力強く語り、映画を観て実感したことも多かった様子で「『リバイス』のメンバーの顔を見て、1年間で顔って変わるんだと改めて感じた。私は『リバイス』メンバーに支えられて、ここまでやってきたなと実感できました。本当にこのメンバーでよかったなと思います」と感謝しきりだった。前田も「別人のように変わっている」と同意しながら、「変わってますかね?」と会場に尋ねると大きな拍手が上がり、日向も「僕たち本当に凛々しくなりましたよね。自分で言うのもあれだけれど、たくましくなった」と楽しそうに話していた。


またこの日は、本作のゲストキャストで仮面ライダーシーカー、轟戒真役の大貫も登場して「子どものころからの夢だった仮面ライダーになれて、本当に光栄」と興奮気味にコメント。最悪のゲームマスター・コラス役の池田は「私も変身したかったな」と率直な想いを吐露。前田が「悪役をやる時は、池田さんみたいな演技ができればいいいなと思っています」と悪役への興味を明かす場面もあり、池田が「悪役、楽しいですよ」と誘うと、前田は「悪役やりたいですね。いつか皆さんに見せられるように、特訓します」とやる気を見せて会場から期待を表現する拍手が上がっていた。

劇場版主題歌「Change my future」を担当した倖田來未
劇場版主題歌「Change my future」を担当した倖田來未

劇場版主題歌「Change my future」を担当する倖田は、「家族愛や仲間の愛など、いろいろな愛が含まれたストーリーになっているので、ハートフルな感じでもいいなと思って。『この楽曲どうですか?』と提出したら『すごくいい』とお褒めいただいた。愛をテーマに歌詞を書いた」と楽曲に込めた想いを明かし、「私の歌が、(映画の)邪魔をしないかどうかすごく心配だった。レコーディングでは、とにかく優しく、(セリフを話す)皆さんの声を立てることができるように歌いたいと思った」とレコーディングを回想。簡が「鳥肌が立った」と楽曲の感想を語ると、倖田が「私も簡さんも、京都出身。うちのお父さんと簡さんのお父さんが友だちやったんですよ!」と驚きの告白。「同郷でお父さん同士も知り合いで、ご縁を感じている」と声を弾ませると、簡も「びっくりしました」と笑顔を見せていた。

最後には前田が「映画で『ギーツ』のみんなの凛々しい顔を見ていると、僕たちもライダーのバトンをしっかり渡すことができたのかなと感じました。『仮面ライダー』という作品は応援してくださる方がいる限り、ずっと続いていく。これからも愛し続けてくれたらうれしいです」、簡は本作をアピールしながら「いま絶賛撮影中の『仮面ライダーギーツ』も応援、よろしくお願いします!」と呼びかけていた。

取材・文/成田おり枝

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