関ジャニ∞安田章大、『嘘八百 なにわ夢の陣』当て書き&絶賛に「生きていてラッキー!」
関ジャニ∞の安田章大が6日、都内で行われた映画『嘘八百 なにわ夢の陣』(公開中)の初日舞台挨拶に中井貴一、中村ゆり、友近、武正晴監督と参加した。
謎のカリスマ波動アーティスト、TAIKOHを演じた安田は、武監督から「だいぶ当て書きです」などと自身のパーソナリティがキャラクター創造に一役買っていたことを知ると「贅沢で幸せなこと。自分ではないキャラクターなのに自分をイメージしていただき、そして見ていただいた方々の心に響く瞬間を頂けているなんて…ラッキーなこと」と大喜びだった。
さらにTAIKOHを支える美女役を務めた中村からも「安田さんが演じたことで胡散臭い存在にならなかった。それは安田さんがお持ちの純粋性とリンクしているから」と絶賛されると、安田は「うれしくて恥ずかしくて…ヤッター!という気持ち。生きていてラッキー!」と笑顔満開だった。
2018年から続く「嘘八百」シリーズの第3弾。古美術商(中井)と陶芸家(佐々木蔵之介)の骨董コンビが、豊臣秀吉の幻のお宝をめぐって大騒動を巻き起こす。
新年を迎えてのめでたい公開初日に主演の中井は「明けましておめでとうございます!新年早々に劇場に足をお運びいただき、ありがとうございます!」と満席の客席に向かってご挨拶。
一方、仕事の都合でこの日参加できなかった佐々木からはビデオレターが届いたのだが、そのなかで「正月気分が抜けず、お酒を飲み過ぎて今日はいけない」などと“嘘八百”な理由を述べて場を盛り上げていた。
そんな佐々木のジョークに対して中井は「これは本当のことですね!」とワルノリして、「皆さんもご存じだと思いますが、彼の実家は京都でも有名な酒蔵です。水道をひねると水ではなくて日本酒が出てくると言うし、彼は日本酒のことをお米ジュースだとも言っていますからね。あながち嘘ではない。これはやむを得ない事情」と欠席を承諾。これに安田は「日本酒をお米ジュースと言う方ですから、お正月に溺れたのかそれともお酒に溺れたのか…」と頭を悩ませていた。
取材・文/石井隼人