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かまいたち山内が「ガンニバル」の衝撃を熱弁!「センセーショナルすぎるドラマがはじまった」

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かまいたち山内が「ガンニバル」の衝撃を熱弁!「センセーショナルすぎるドラマがはじまった」

<コメント>
●山内健司(かまいたち)
「尖りまくってていままで見たことない漫画原作がディズニープラスで実写ドラマ化!?絶対薄めないと成立しないと心配したけど、漫画と同じくパンチ効きすぎてて全然薄めてないやん!!ファンの人も納得、原作を超えるクオリティでセンセーショナルすぎるドラマがはじまった。拍手喝采!」

●大谷ノブ彦(ダイノジ)
「ディズニープラスで作られた日本作品。世界戦ですね。ワクワクするに決まってる。これを観られることを待ってました。そもそもA24の『ミッドサマー』や韓国の『哭声/コクソン』を観た時、こういう閉ざされた空間、宗教や民間伝承や因習や風習によって特異に作られたルールが鍵となるヴィレッジサイコホラーって日本こそ世界レベルの作品の可能性あるよなぁと思ってた。


昨年の傑作『さがす』の片山慎三監督の演出とカメラワークが素晴らしい。俯瞰的に捉えた日本の美しい田舎の風景からすぐに展開されるノイズを感じさせる村人達の描写。粗暴な後藤家の面々。不穏と違和感しか感じない村のなかで、少しずつ狂っていく主人公。いや、もしかしたらこの主人公こそ最初からおかしかったのか?

柳楽君は本当に上手い役者ですね。彼を観てるともう誰がまともなのかわからない。配役も素晴らしかった。監督、脚本、役者、完璧やと思いました。日本が持ってる、じかに見たことないのに、なぜか記憶の片隅にある不気味な閉ざされた村社会を、作品の中で堪能させてもらいました。いやこえぇわ。ぼっけえきゃうてえ。2023年は『ガンニバル』を観た年だと後々思い出すでしょう」

●こがけん
「胸がざわつく序盤から、テンポの良いスピーディーな展開に引き込まれたと思ったら、ゴア表現を厭わぬ力強いビジュアルに心を鷲掴みにされ、気づけば虜に!不運な駐在員が赴任先のイカれた集落で一方的に酷い目に遭うホラーなのかと思いきや、オーマイガー…。

どうやら、駐在員も何かがおかしい…。本作が単純なサバイバルホラーではないことを予感させるような、彼から滲み出る狂気に思わずニヤニヤ。異なる倫理観のぶつかり合い、ルールVSルール。このまま最終話のその日まで、胸をざわつかせ続けてほしい!」

●ゆいP(おかずクラブ)
「阿川はいつもああやってひとを殴るんだ…あそこでスイッチが入るんだ…細部に渡って阿川の危うい感じを演じ切っている柳楽優弥さんに感動しました!供花村の後藤家の面々、村人達、家族、警察、全ての登場人物の鬼気迫る演技が物語の没入間に拍車をかけます。後藤家の謎は明かされるのか…。漫画を読んだことがある方、まだガンニバルを知らない方、全ての方に極上の恐怖と緊迫感を!」

文/久保田 和馬

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