『THE FIRST SLAM DUNK』が6週連続V!興収76億円を突破
新作映画の金曜日公開が一般的になったことを受け、2023年から金曜日を含む週末3日間で集計される全国映画動員ランキング。1月6日から1月8日の週末3日間を制したのは、年が明けても絶好調の『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)だ。
『THE FIRST SLAM DUNK』がついに国内歴代興収85位に!
公開から6週連続で1位をキープしている『THE FIRST SLAM DUNK』の週末3日間の観客動員数は31万9000人、興行収入は4億8100万円。1月9日の成人の日を含んだ公開38日間の累計成績では動員527万人、興収76億8500万円となり、ついに国内歴代興収ランキングの85位に名を連ねた。
引き続き2位をキープしている新海誠監督の『すずめの戸締まり』(公開中)は、週末3日間で動員28万1000人、興収3億7500万円を記録する根強い人気。累計成績では動員913万人、興収121億円を突破し、こちらも国内歴代興収ランキングで27位まで浮上。新海監督の前作『天気の子』(19)の最終興収まであと20億円に迫っている。
そして3位も前週と同じく『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(公開中)がキープ。週末3日間で動員14万7000人、興収2億7900万円を記録し、累計成績では動員173万人、興収31億円を突破している。
「名探偵コナン」特別総集編は4位スタート!
「名探偵コナン」のテレビシリーズ「漆黒の特急」を軸に、人気キャラクター灰原哀の過去エピソードと新規映像で再編集した『名探偵コナン 灰原哀物語〜黒鉄のミステリートレイン〜』(公開中)が4位に初登場。
週末3日間で動員13万6000人、興収1億9200万円を記録し、祝日も含めた公開4日間では動員17万7000人、興収2億4600万円。本編の最後には劇場版第26作『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(4月14日公開)へと続く新規映像も上映されている。
さらに8位にはソン・ガンホやイ・ビョンホンら韓国のトップスターが共演したパニック映画『非常宣言』(公開中)が初登場。そして9位には中井貴一と佐々木蔵之介がダブル主演を務めるコメディ映画の第3弾『嘘八百 なにわ夢の陣』(公開中)がランクインを果たした。
以下は、1~10位までのランキング。(1月6日〜1月8日)
1位『THE FIRST SLAM DUNK』
2位『すずめの戸締まり』
3位『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』
4位『名探偵コナン 灰原哀物語 〜黒鉄のミステリートレイン〜』
5位『Dr.コトー診療所』
6位『ラーゲリより愛を込めて』
7位『かがみの孤城』
8位『非常宣言』
9位『嘘八百 なにわ夢の陣』
10位『ブラックナイトパレード』
今週末は竹野内豊主演の同名テレビドラマの劇場版『イチケイのカラス』、Kis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔が主演を務め、三浦大輔が作・演出を務めた同名舞台を両者の再タッグで映画化した『そして僕は途方に暮れる』などが公開されている。
文/久保田 和馬