舞台「パラサイト」“寄生する一家”として古田新太、宮沢氷魚、伊藤沙莉、江口のりこの出演が決定!
<キャストコメント>
●古田新太(金田文平役)
「“日本のソン・ガンホ”と呼ばれることも多いオイラが、ついに彼と同じ役を演じる日が来ました。とはいえガンホさんが一個下ですから、本来“韓国の古田新太”と言われてしかるべきじゃないかと!でも彼のファンでもあるので、稽古前に映画を見直して完コピしようかな?と目論んでいます(笑)。そして、これまでもオファーをいただきながら、スケジュールが合わずなかなかご一緒できなかった鄭義信さんの作品に、やっと出演が叶います。鄭さんらしい、分厚い人間ドラマになるんじゃないでしょうか。同時代を生きてきたインディーズ出身の演劇人たち、そして才能豊かな若手がそろう座組みを、鄭さんが料理する舞台、どうぞ期待値マックスで足をお運びください」
●宮沢氷魚(金田順平役)
「今回、世界的ヒットをはたした『パラサイト』の舞台に出演させて頂けることをとても光栄に思います。個人的に大好きな映画であり、新劇場でどのように舞台化をするのか楽しみで仕方がありません。鄭さんの作品は映画『焼肉ドラゴン』、舞台『僕は歌う、青空とコーラと君のために』を始めいくつか拝見しましたがどれも傑作で、鄭さんに演出して頂けることを楽しみにしています。世界情勢が不安定で、格差がどんどん開いていくいまだからこそ、この作品を届ける意義があると信じています。一人でも多くの方にこの作品を観て頂きたいです」
●伊藤沙莉(金田美妃役)
「映画館でもテレビでもサブスクでも、何度も観た大好きな映画、そしてファンの方も多い作品の舞台化に参加できる喜びと緊張で震えています。たくましく懸命に生きる人間を、アツく優しく描く鄭さんの舞台に初めて出演したのは、私がまだ20歳そこそこの時でした。この挑戦的な舞台で再びご一緒できることにも運命を感じています。さらに素晴らしい共演者揃いですから、これは面白いものになる予感しかしません!あの世界をどう生のステージで表現するのか、まだ全く想像できていませんが、皆様の期待を裏切らない、そしていい意味で裏切る作品になれば…と思います。ぜひ劇場に確かめにいらしてください」
●江口のりこ(金田福子役)
「自分が若手時代に出演した、ドラマ『すみれの花咲く頃』や映画『信さん・炭坑町のセレナーデ』といった、映像作品の脚本を手掛けていた鄭さんと初めて舞台でご一緒できることが、まずはとても嬉しいです。座組みには古田さんという頼れるアニキがいますし、なにがあっても大丈夫という大いなる安心感!キャスティングを眺めていると、ふと「(夫役を演じる)古田さんと私から、はたして宮沢氷魚さんが生まれるのか?」と疑問もわきますが(笑)、映像で共演経験もある宮沢さんが、この役をどう演じられるのかも楽しみの一つです。とにかく頑張りますので、ぜひ観にいらしてください」
文/サンクレイオ翼