柳楽優弥主演サイコスリラー「ガンニバル」“あの人”役キャストと特殊メイクメイキング映像が解禁!

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柳楽優弥主演サイコスリラー「ガンニバル」“あの人”役キャストと特殊メイクメイキング映像が解禁!

ディズニー公式動画配信サービス、「Disney+(ディズニープラス)」にて現在独占配信中の、「スター」の日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」。このたび、本作より“あの人”のキャスト情報および、制作メイキング映像が解禁となった。

【写真を見る】現在配信中の「ガンニバル」は最終話目前
【写真を見る】現在配信中の「ガンニバル」は最終話目前[c]2023 Disney

2018年に連載が始まって以来、累計発行部数215万部を超える人気サスペンスコミックとなった二宮正明の「ガンニバル」を実写ドラマ化する本作。狂気の世界へと誘われて行く主人公の警察官、阿川大悟を柳楽優弥が務め、供花村を支配する後藤家次期当主、後藤恵介役を笠松将、大悟の妻である阿川有希を吉岡里帆が演じるなど、豪華演技派俳優陣が集結している。また、監督を務めるのは『岬の兄妹』(19)、『さがす』(22)の片山慎三。『ドライブ・マイ・カー』(21)でアカデミー賞国際長編映画賞を受賞した大江崇允が脚本を務めている。

このたび、“あの人”を「バチェロレッテ・ジャパン」シーズン2に参加し注目を集め、オーディションで選ばれたモデル、俳優である澤井一希が演じていることが明らかに。”あの人”は、供花村の“人を喰っている”という噂に大きく関わり、供花村を支配する後藤家が恐れ、その存在を隠そうと必死になっているキャラクター。2話で初めてその姿が登場すると、原作ファンからも再現度の高さに驚きの声があがっていた。今回の出演にあたり、澤井は「素直に嬉しさと自分の未知の領域を演じるワクワク感がありました。ただ、このガンニバルという作品において“あの人”という存在がいかに重大かという事も認識していましたので、片山監督に『主演のような気持ちでやって欲しい』というお言葉を頂き、この作品は自分にかかってるんだ!という強い気持ちと覚悟で臨もうと決めました」と、プレッシャーを感じながらも、強い決意を持って撮影に臨んだことを語った。また、完成した姿を初めて観た澤井は「初めて完成した姿を鏡で見た時には、想像を遥かに超えるあの人が映っていて、驚きと感動がありました。本当に大変だったと思いますが、特殊メイクの皆さんが長時間かけて完璧に作り上げてくださったので、凄く自信を持って“あの人”になれました」とコメントを残した。

スターの日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」はDisney+(ディズニープラス)にて現在独占配信中
スターの日本発オリジナルシリーズ「ガンニバル」はDisney+(ディズニープラス)にて現在独占配信中[c]2023 Disney

さらに、『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』(15)、『シン・ゴジラ』(16)など数々の作品で造形や特殊メイクを担当した特殊メイクアーティストJIROが手掛けた特殊メイクのメイキング映像も解禁。JIROは今回のオファーに際して「ファンタジーではなく、リアルな世界観に落とし込む高いレベルの特殊メイクが必要とされていることを感じ、とても大きなやり甲斐を感じました」と大きな挑戦だったことを明かしている。デザインからマスクの彫刻、義歯や手の造形に約2ヶ月かけて制作された“あの人”の特殊メイクは、「人間としては規格外の体躯や風貌なのですが、やりすぎるとリアルな世界観を壊してしまう恐れがありました」と試行錯誤を繰り返したことを明かす。JIROが澤井に“あの人”の特殊メイクを施すタイムラプス映像からは、細部までこだわりがつまっている様子が感じられる。顔の皮膚を緻密に作り上げるだけでなく、皺や皮膚の色、髪やひげの一本一本までが精密に作りこまれている。また、4時間に及ぶ長時間のメイクによって、視聴者の注目を一気に集めた“あの人”が出来上がり、作品のクオリティをさらに飛躍させたことが分かる映像となっている。


日本最高峰のキャスト、スタッフが放つ渾身の一作となった「ガンニバル」。圧倒的なクオリティで描かれる戦慄のヴィレッジ・サイコスリラーをぜひ最後まで楽しみたい。

文/鈴木レイヤ

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