主要キャスト＆監督が作品を語る『ハンサン　―龍の出現―』キャラクター予告＆グリーティング映像解禁

日本と朝鮮の命運を分けた戦国史上最大の海戦”閑山島海戦”を壮大なスケールで描いた『ハンサン　―龍の出現―』(3月17日公開)。本作より、イ・スンシン(パク・ヘイル)ら朝鮮軍と脇坂安治(ピョン・ヨハン)率いる日本軍、それぞれの登場人物に焦点を当てたキャラクター予告、そしてキャストとキム・ハンミン監督による観客へのグリーティング映像が解禁となった。

明国の侵略を目論む日本軍による朝鮮半島への出兵”文禄・慶長の役”における、両軍の運命を左右した”閑山島海戦”を描いた本作。日本の大軍から朝鮮を守り抜いた、救国の英雄イ・スンシンと「賤ヶ岳の七本槍」に名を連ねる彼の最大のライバル脇坂安治による海上バトルを描く。

今回解禁となったのは、冷静沈着なイ・スンシンや勇猛果敢に攻め入る脇坂をはじめとした、両軍それぞれの人物にフォーカスしたキャラクター予告映像。朝鮮軍には「閑山の沖に城を築くごとく、鶴翼の陣を張るのだ」と冷静に語る、朝鮮最高の名将と呼ばれるイ・スンシンを始め、敵を誘引する策を講じる、潮の流れを熟知する航路専門家のオ・ヨンダム(アン・ソンギ)、守りに徹するべきだとスンシンに反論する防衛戦略家ウォン・ギュン(ソン･ヒョンジュ)、また日本軍に潜入するチョン・ボルム(キム・ヒャンギ)やイム・ジュニョン(イム・ジュニョン)や鶴翼の陣へ疑問を呈する若き将軍イ・オッキ(コンミョン)らの姿が。反して日本軍の鋭い目つきで「乗り込め～」と威勢をあげ、家臣を鼓舞する脇坂安治の姿や、降倭となったジュンサ(キム・ソンギュ)、脇坂と対立し刃を向ける加藤嘉明(キム・ソンギュン)の姿が収められている。

またあわせて解禁されたのは、ヘイル、ヨハンらキャストとハンミン監督から観客に向けたメッセージ映像。イ・スンシンを演じたヘイルは「イ・スンシンと朝鮮水軍、そして脇坂安治との閑山島の海戦を描いたアクション大作、『ハンサン　―龍の出現―』の応援ありがとうございます」と挨拶し、ハンミン監督は「戦いにのぞむ英雄とその葛藤や煩悩、そして壮大なアクションをご覧いただけます」と作品を紹介。そして朝鮮軍のスパイを演じた2PMのオク・テギョンも「スクリーンでお会いしましょう！」とコメントを寄せている。

海上で激しく衝突する朝鮮水軍と日本水軍の戦いを大迫力で描いた本作。ぜひ両軍を率いる英雄たちの活躍を見届けたい。

文/高木郁