内田有紀、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』最凶の敵カーンについて熱弁止まらず!濃厚トークに小杉竜一も驚き

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内田有紀、『アントマン&ワスプ:クアントマニア』最凶の敵カーンについて熱弁止まらず!濃厚トークに小杉竜一も驚き

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2月17日公開)の完成披露試写会が2月16日にTOHOシネマズ六本木ヒルズで開催され、日本版声優を務める木内秀信(アントマン役)、内田有紀(ワスプ役)、高橋李依(キャシー役)と、前作でアントマンの友人ルイス役を務めるものの、本作では登場しないことが発表されているブラックマヨネーズの小杉竜一が登壇。内田がマーベル史上最凶の敵と言われるキャラクター、カーンについて熱弁し、周囲を驚かせた。

『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の完成披露試写会が開催された
『アントマン&ワスプ:クアントマニア』の完成披露試写会が開催された

マーベル・スタジオの社長ケヴィン・ファイギが「新たな“アベンジャーズ”に直接繋がる作品」と明言する本作。身長わずか1.5cmの“最小ヒーロー”アントマン(ポール・ラッド)が、娘のキャシー(キャサリン・ニュートン)や相棒の“ワスプ”ことホープ(エヴァンジェリン・リリー)らと未知の領域である“量子世界”に引きずり込まれ、“征服者”カーンに立ち向かう姿を描く。この日は、小杉が「過去の作品は全部出ているのに、呼んでくれへんから勝手に来た!」と不満を口にしながら登場。会場を盛り上げた。

アントマン役の木内秀信
アントマン役の木内秀信

「マーベル作品の大ファン。興奮しています」というアントマン役の木内は、「アントマンが作品を重ねるごとに成長している。いままではやらされている感があったのに、頼もしい感じがある」と本作におけるアントマンの頼もしさに惚れ惚れ。内田も「どんどん強くなっていますよね」と同意し、「殴られたりするのが見たくない。親心のような気持ちになる」とアントマンに愛情を傾けた。高橋は「キャシーちゃんは昔から登場している。今回から私の声帯になりますので、吹替えもいままでの想いも受け取って演じられたらと思っていました」と意気込みを明かしつつ、親子の絆も魅力だと語った。

内田有紀の手のひらにはアントマンが!
内田有紀の手のひらにはアントマンが!

過去、現在、未来すべての時を操る能力を持つ征服者、カーンが登場することでも話題の本作。カーンについて話が及ぶと、内田が「カーンは、ドラマシリーズの『ロキ』にも“在り続ける者”という名前で出ていて、演じている役者さんも同じ。コミックのほうでは、名前を変えてまた存在していたりもする。存在自体が謎」と口火を切り、「私も調べていくと、最凶の敵としか言いようがない。サノスのように見た目から凶暴で怖いというわけではなくて、人間のような形で出てくる。次の“アベンジャーズ”に続く話にもなっていると聞いていますので、どうしたらこの敵を倒せるのか考えちゃって」とどんどん熱を帯びながらトーク。これには木内も「内田さんが異常に詳しい」と驚いていたが、内田が「“アベンジャーズ”ファンの方、皆さん知っていらっしゃいますよね?」と会場に語りかけると大きな拍手が上がった。

内田有紀のトークにブラマヨ小杉竜一がツッコミ!
内田有紀のトークにブラマヨ小杉竜一がツッコミ!

さらに「カーン誕生。これからの作品も…」と内田の熱弁は止まらず、思わず小杉が「ものすごい興奮していますよ!すごい熱が急に!セミナーに来ているみたい。濃厚な想いが伝わってくる」とツッコミ。さらに「ヴィランとして申し分がない」とまだカーンの話を続けようとする内田に、小杉が「まだ続くんですか!熱を帯びすぎて、上映時間になってしまう!」と汗をかき、2人の絶妙なやり取りに周囲も大笑い。スクリーンに映像を投影しながらトークをする場面でも、まだまだカーンについて語ろうとする内田に、小杉は「内田さんに火がつきそう。カーン無限モードに入りそう」と話していた。

また最凶の敵であるカーンにちなみ、自身にとっての最凶の敵を明かすひと幕も。高橋は「100円ショップで買いすぎてしまう」、木内は「最近、歯が痛い」と苦笑い。内田が「深夜のテレビ番組の食事シーン。おいしそうに食べているシーンを見ると、さっそくいろいろなものを温めてしまう。夜中の2時に天ぷらとかも食べる」と告白すると、小杉が「そんな時間に食べたら太る。そんな時間に食べてそのスタイルはおかしい」と疑問を口にした。「夜中に天ぷらを食べても、食べた気がしなければ大丈夫です」と言い張る内田に、小杉は「食べた気がしなければゼロカロリー?俺、伊達ちゃんとしゃべっているの!?」とサンドウィッチマン伊達みきおのカロリーゼロ理論を持ちだし、会場を笑わせていた。

取材・文/成田おり枝

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