「午前十時の映画祭 13」今年はジュラシック・パーク」シリーズ、『アラビアのロレンス』など19作品が選出
川喜多記念映画文化財団、映画演劇文化協会が主催する「午前十時の映画祭13」の開催が決定。4月7日(金)より新たな上映作品19本、再上映作品8本の全27本を過去最大の全国67劇場、約1年にわたって上映する。
本映画祭のオープニング作品を飾るのは1作目公開から30周年の「ジュラシック・パーク」シリーズ3作品。外国映画の新規セレクト作品は、「ジュラシック・パーク」3作品を筆頭に16作品。『カサンドラ・クロス』(76)、『バックドラフト』(91)、『エクソシスト ディレクターズカット版』(00)などの大作や『リバー・ランズ・スルー・イット』(92)、『スケアクロウ』(73)などの名作、『暗殺の森』(70)、『ミツバチのささやき』(73)などの欧州作品まで幅広いジャンルを網羅している。
さらに、伊丹十三監督の生誕90周年を記念し『お葬式』(84)、『マルサの女』(87)が新たにセレクトされた。また、毎年大好評の特撮作品として『地球防衛軍』(57)が選出。また、人気作品のアンコール上映としては、日本公開60周年を記念して『アラビアのロレンス』(63)、『大脱走』の上映が決定している。
今年も話題作、往年の名作など「午前十時の映画祭」らしい作品が数多く選出されている。全国67館、1年にわたって開催されているのでぜひ、一度足を運びたい。
文/鈴木レイヤ
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