神木隆之介主演の時代劇『大名倒産』本予告、本ビジュアルが解禁︕主題歌はGReeeeNの「WONDERFUL」に決定
浅田次郎の人気時代小説を、神木隆之介主演で実写映画化した『大名倒産』(6月23日公開)。本作の本予告、本ビジュアルが解禁され、あわせて主題歌がGReeeeNの「WONDERFUL」に決定したことが発表された。
ある⽇突然、徳川家康の⼦孫だと⾔われ、越後丹⽣⼭藩の若殿となる⻘年、松平⼩四郎(神⽊)が主人公となる本作。庶⺠から⼀国の殿様へ大出世したかと思いきや、実は越後丹⽣⼭藩は25万両=100億円の借金を抱えるワケありビンボー藩だった。神⽊がいきなり殿になったと思いきや、多額の借⾦を背負わされるという“巻き込まれ系プリンス”松平に扮し、『そして、バトンは渡された』(21)などの前田哲が監督を担当。「半沢直樹」の丑尾健太郎と「下町ロケット」の稲葉一広が共同で脚本を手がける。
解禁された本予告では、⼩四郎が実は藩に100億の借⾦があり、返済できなければ⾃分が切腹させられることを知らされ「ええ〜!?」と驚愕する様⼦が映しだされている。先代の殿で実の⽗でもある⼀狐斎(佐藤浩市)から藩を任された⼩四郎は、借⾦返済⼤作戦を開始。幼馴染のさよ(杉咲花)や家来の平⼋郎(浅野忠信)らとともに、リサイクルやシェアハウスなど、現代社会にも通じる究極の節約術で藩の財政にテコ⼊れしていく。
その裏では、⼀狐斎がなにやら怪しげな密会に参加。⼩四郎に藩を任せたはずが「あやつは倅(せがれ)ではない、捨て⽯にすぎん」と⾔い放つ⼀狐斎だが、はたしてその真意とは?絶体絶命のピンチに⾒舞われながらも、諦めずに藩を救おうとする⼩四郎を神⽊が表情豊かに演じるほか、⼩四郎を⽀える愉快な仲間たちに扮する豪華俳優陣のコミカルなアンサンブル演技も見どころだ。GReeeeNが書き下ろした「WONDERFUL」も、彼らの奮闘を応援するような爽快感あふれる楽曲に仕上がっており、期待値が上がる予告編となった。
前⽥監督は「主題歌は⽇本の未来を担う若者へのエールにしたい」という想いを込めてGReeeeNに楽曲を依頼したという。⼩四郎が⺠や仲間たちを救うため奔⾛するように、少しずつでもいいから社会を変えていこう、というメッセージを受け取ったGReeeeNも「誰かと進むために1歩踏み出す『1⼈⽬になる勇気』を。さらに、そのバトンをつなぐ『2⼈⽬を信じる気持ち』を。そんな想いをこの『WONDERFUL』に込めました」とコメント。独特な歌詞と軽快なメロディで歌われる楽曲は「ぜひ映画館でワンダフルな体験を!」と⽯塚プロデューサーが太⿎判を押すほど、作品とマッチしたハッピーな曲に仕上がった。
また、同じく解禁された本ビジュアルでは神⽊をはじめ、杉咲花、松⼭ケンイチ、⼩⼿伸也、桜⽥通、⼩⽇向⽂世、宮崎あおい、浅野忠信、佐藤ら豪華キャストが宝船に乗り込み、⼩判の海をかき分けて進む様⼦が描かれ、100億の借⾦返済に奔⾛する“⼤冒険”を連想させる仕上がりとなっている。
さらに原作者である浅⽥次郎から映画を観た感想コメントも到着。「貧乏も借⾦も笑い⾶ばして、読者来福、観客来福」という⾔葉どおり、観れば⾃然と笑顔になり、幸せな気持ちになれるエンタテインメント作品となっているので、乞うご期待!