人形劇からCG、2Dアニメへ!「きかんしゃトーマス」進化の40年史
「きかんしゃトーマス」の長編劇場版アニメの最新作『映画 きかんしゃトーマス めざせ!夢のチャンピオンカップ』(公開中)で、12年ぶりのフルリニューアルを経て2Dアニメーションとして生まれ変わったトーマスと仲間たち。人形劇からフルCGアニメとたどってきた「きかんしゃトーマス」の進化の歴史を振り返りながら、守り続けられてきた普遍的なテーマ性と最新作の見どころを、場面写真と共に紹介していこう。
1945年にイギリスで出版されたウィルバート・オードリーの絵本「The Three Railway Engines」は、1973年に「汽車のえほん」シリーズとして日本で発刊され今年でちょうど50年の節目を迎える。それを原作に、1984年にモデルアニメーションを用いた人形劇としてイギリスで放映開始となった「きかんしゃトーマス」。日本では1990年よりフジテレビ系列の「ひらけ!ポンキッキ」の番組内で放送されるようになり、子どもたちを中心に絶大な人気を集めた。
その後もテレビシリーズは続き、2000年には初の劇場版長編『劇場版きかんしゃトーマス 魔法の線路』(00)が公開。2009年にはモデルアニメーションからフルCGアニメーションへとリニューアルされ、それからはテレビシリーズと共に毎年のように劇場版長編アニメが制作。現在までに作られたエピソード数は500話以上、世界230以上の国と地域で67の言語で放送されるなど、世代や国境を越えて愛され続けている。
Next
関係者が明かす「きかんしゃトーマス」が2Dアニメになった理由とは?
作品情報へ