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あのゲームをめぐる実話を描く『テトリス』、タロン・エガートンの妻を演じる文音の出演シーンを入手

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あのゲームをめぐる実話を描く『テトリス』、タロン・エガートンの妻を演じる文音の出演シーンを入手

「キングスマン」シリーズのタロン・エガートンが主演を務め、世界的人気ゲーム「テトリス」にまつわる知られざる実話を描いたAppleオリジナル映画『テトリス』が、3月31日(金)よりApple TV+にて配信開始となる。このたび本作から、エガートン演じるヘンク・ロジャースの妻、アケミ・ロジャース役を演じた文音の出演シーン映像と場面写真、コメントを独占入手した。

本作の舞台は冷戦時代の1988年。アメリカのビデオゲームセールスマンであるヘンク・ロジャース(エガートン)は、ソビエト連邦のアレクセイ・パジトノフ(ニキータ・エフレーモフ)が考案した「テトリス」に可能性を見出し、その権利を得るために危険を冒してソビエトへと渡る。そしてアレクセイと協力してこのゲームを大衆に広めるために奔走していくのだが…。

初主演映画『三本木農業高校、馬術部』(08)で第32回日本アカデミー賞新人俳優賞や第33回報知映画賞新人賞を受賞し、その後ニューヨークへ留学し演劇を学んだ経歴を持つ文音は、本作が本格的な海外作品デビュー。このたび解禁された本編映像では、テトリスの販売権を得るために家を抵当に入れたヘンクを「やりすぎ」と一度はたしなめながらも、2人の娘がテトリスに没頭する姿を見て、夫の挑戦をあたたかく見守ろうと決めるアケミの姿が映しだされている。


解禁された映像では、夫の挑戦を優しく見守る姿が
解禁された映像では、夫の挑戦を優しく見守る姿が

「現場で世界の一流の役者さんから学ぶことはとても多かったです」と撮影現場について語る文音。夫婦役として共演したエガートンについて「彼はプレイヤーとしてもクリエイターとしても、とても繊細で優れている方だと思います」と称賛し、「夫婦を演じるうえで、お互いがなにかをあえて話し合うということはなかったのですが、リハーサルも含め、現場では彼が私の顔を見て、『Ayane, Are you good?』など常に声をかけてくれていました。シーンにおいての2人の“繋がり”を感じられない時には、何回でも2人で台詞を回していました」と振り返った。

さらに本作の見どころについて「テトリスがどのようにして日本で、または世界でヒットしたのかはもちろんですが、テトリスを作った男とそれを有名にした男の壮絶な友情物語にもなっています。80年代の懐かしい日本も再現されているので、そこも見どころです」とコメント。

「キングスマン」のタロン・エガートン主演、マシュー・ヴォーンが製作!
「キングスマン」のタロン・エガートン主演、マシュー・ヴォーンが製作!

『フィルス』(13)や『僕たちのラストステージ』(18)のジョン・S・ベアード監督がメガホンをとり、「キングスマン」シリーズのマシュー・ヴォーンがプロデューサーを務めた本作。テトリスを世界に向けて発信しようとしたヘンクに待ち受ける、張り巡らされたウソと“鉄のカーテン”に隠された腐敗した世界…。思いがけないヒーローたちが繰り広げる手に汗握る攻防のゆくえを、是非とも目撃してほしい!

文/久保田 和馬

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