ザッカリー・リーヴァイ、『シャザム！～神々の怒り～』LAプレミアで「皆さんの応援が自信をくれた」と感謝

『THE BATMAN−ザ・バットマン−』(21)、『ジョーカー』(19)など数々の大ヒット作を生みだしてきたDC映画最新作『シャザム！～神々の怒り～』。3月17日(金)の日米同時公開を目前に控えた3月15日(現地時間3月14日)に、本作のプレミアイベントがロサンゼルスで開催。逃げ腰ヒーローのシャザム役を演じた主演のザッカリー・リーヴァイが登場すると、ファンから割れんばかりの拍手と歓声を浴びた。

主人公、シャザムは、古代の魔術師より6人の神が持つパワー(S＝ソロモンの知恵、H＝ヘラクレスの剛力、A＝アトラスのスタミナ、Z＝ゼウスの万能、A＝アキレスの勇気、M＝マーキュリーの神速)を授かりながらも、頭脳は子どものビリー。ビリーが魔法の言葉「シャザム！(S.H.A.Z.A.M！)」と唱えると、超絶マッチョな最強ヒーローに変身する。

シャザム役のザッカリー・リーヴァイが笑顔を見せる[c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c] DC

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プレミアには、リーヴァイのほか、地球に襲来する“神の娘”3姉妹である長女ヘスペラ役のヘレン・ミレン、次女カリプソ役のルーシー・リュー、三女アン役のレイチェル・ゼグラー、DCスタジオのCEOで、本作のプロデューサーも務めるピーター・サフランら豪華キャストや製作陣が集結した。

リーヴァイは、会場のファンに向けて「今日は来てくれてありがとうございます！ビリーのように、僕も自分に自信がなかったけれど、ジャイモン・フンスー演じる魔術師が劇中で『君は大事な存在だ』とビリーに言っていたように、皆さんの応援が僕に自信をくれました。本当に心から御礼を言いたいと思います」と、感謝の気持ちを口にした。

【写真を見る】三姉妹を演じた、ヘレン・ミレン、ルーシー・リュー、レイチェル・ゼグラーの艶やかなドレス姿がまぶしい！[c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c] DC

本作では、シャザムが“神の娘”三姉妹を怒らせてしまい、彼女たちが巨大ドラゴンを引き連れて地球に襲来することに。シックな黒のドレス姿で現れたのは、冷酷で聡明な長女ヘスペラ役を演じるヘレン・ミレン。さらに、凶暴で野心家の次女、カリプソ役のルーシー・リュー、ミステリアスな雰囲気をまとう三女アン役のレイチェル・ゼグラーが登場。カーペット上では、まるで本当の姉妹のような仲むつまじい姿を披露した。

アカデミー賞女優であるヘレンは「私は1作目がとても好きだったから、声がかかった時は、迷わず『出演したい！』と返しました。参加できることが本当にうれしいです。キャスト陣は本当に仲がよくて、私たちのこともすぐにファミリーの一員として迎えてくれました」と出演の喜びと共に、ザッカリーらキャスト陣との仲のよさを熱弁。

来日経験のあるルーシー・リューは「日本の皆さんに、この作品に込められたたくさんの想いを受け取ってほしい。私たちが表現したものを観客と共有できるのが役者の醍醐味なんです」と、日本のファンに向けてメッセージを語ってくれた。

オーラ全開！セクシーなドレスに身を包んだ三女アン役のレイチェル・ゼグラー[c]2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & [c] DC

また、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ウエスト・サイド・ストーリー』(21)で華々しいデビューを飾り、本作がキャリア2作目となったゼグラーは「ヘレンとルーシーの2人からはたくさんのアドバイスをもらいました。私は思わぬ形でキャリアがスタートしたから、先輩俳優に相談できるのはとてもありがたかったです」と、“姉”たちとの共演を喜んだ。

「シャザム！」ファミリーの絆が垣間見え、大盛況に終わったプレミアイベント。すべてがパワーアップした神様だらけの最強バトル・アドベンチャー『シャザム！～神々の怒り～』は、いよいよ明日スクリーンでお目見えとなる。

文/山崎伸子