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山下大輝、「僕のヒーローアカデミア」第6期で「一人じゃないと思えた」雄英1-Aキャスト&ファンと7期に向かって「プルスウルトラ!」

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山下大輝、「僕のヒーローアカデミア」第6期で「一人じゃないと思えた」雄英1-Aキャスト&ファンと7期に向かって「プルスウルトラ!」

東京ビッグサイトで開催中の今年で10周年を迎える世界最大級のアニメイベント「AnimeJapan 2023」にて3月26日、「僕のヒーローアカデミア」の「PLUS ULTRAステージ」が開催され、山下大輝(緑谷出久役)、岡本信彦(爆豪勝己役)、佐倉綾音(麗日お茶子役)、石川界人(飯田天哉役)、梶裕貴(轟焦凍役)が登壇した。

週刊少年ジャンプで連載中の堀越耕平による大人気コミックを原作とした本シリーズ。舞台となるのは、総人口の約8割が超常能力“個性”を持つ世界。事故や災害、そして“個性”を悪用する敵“ヴィラン”から、人々と社会を守るヒーローになることを目指す高校生の緑谷出久と、そのクラスメイトたちの成長や戦い、友情を描く。この日は声出しOKのステージとあって、観客とのコール&レスポンスも解禁。久々のやり取りに、キャスト陣も大感激していた。

「第6期のキーワード」を発表
「第6期のキーワード」を発表[c]堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

3月25日の放送をもって、テレビアニメ第6期が最終回を迎えた本シリーズ。2クールに渡って放送された6期では、第1クールを「全面戦争編」、第2クールを「黒いヒーロー編」と題して壮絶かつドラマチックな物語が描かれた。最終回は、デクが自分一人ではなく、クラスメイトみんなで敵と戦っていくと強く決意する姿で幕を下ろしたが、ステージではそれぞれが思う「第6期のキーワード」を発表した。

山下大輝は、タイトルの本質を実感したという
山下大輝は、タイトルの本質を実感したという[c]堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

様々な縁や積み重ねを感じたという梶は「因縁」、キャラクターたちの成長をかみ締めたという岡本は「有精卵」、これまでのエピソードの回収も熱かったという石川は「清算」、つながりを大切にして進んできたことがわかったという佐倉は「つながる」、そして山下は「僕のヒーローアカデミア」というワードを挙げ、タイトルの本質を実感できたシリーズだと話した。仲間たちのもとに帰ったデクを見て、デクにとってたくさんの思い出が詰まったヒーローアカデミアは居場所であり、安心する場所なんだと思ったという山下。「このヒーローアカデミアのみんなと、さらに向こうへ行きたい」と続けると、周囲からはおかえりとの声が上がっていた。


本作のキャラクターデザインを手掛ける馬越嘉彦氏の描き下ろしによる7期のビジュアルが公開された
本作のキャラクターデザインを手掛ける馬越嘉彦氏の描き下ろしによる7期のビジュアルが公開された[c]堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

テレビアニメ第7期の制作も決定した。戦いは一人じゃないと思えたという山下は、この先の展開にワクワクしている様子で、収録に向けても気を引き締めていきたいと意気込む。7期の新キャラクターとなるアメリカ合衆国ナンバーワンプロヒーローのスターアンドストライプは、朴ろ美が演じる。朴から「ここまで熱い想いで作り上げられてきた作品に、こんな大役で臨ませていただけるなんて、武者震いが止まりません」とメッセージが寄せられる場面もあったが、登壇者たちも配役のはまり具合に惚れ惚れとしていた。それぞれが7期まで続けられたことに感無量の面持ちを見せていたこの日。最後には山下の「さらに向こうへ!」という掛け声に続いて、会場のファンも「プルスウルトラ!」と発声。今後への期待と共に、イベントが幕を下ろした。

取材・文/成田おり枝

※朴ろ美の「ろ」は「王へんに路」が正式表記

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