平野宏周が「次に来るのはサメ映画!」、西銘駿は「臓物キスを流行させたい」と『妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク』をアピール

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平野宏周が「次に来るのはサメ映画!」、西銘駿は「臓物キスを流行させたい」と『妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク』をアピール

妖獣奇譚 ニンジャVSシャーク』(4月14日公開)の完成披露上映会が3月28日、池袋シネマ・ロサで開催され、平野宏周西銘駿長野じゅりあ宮原華音中村優一らキャストと、坂本浩一監督が登壇。巨大ザメと戦う凄腕の元忍者、小太郎役を演じた平野は「野球のWBC、サッカーのW杯と盛り上がっていますが、次に来るのはサメ映画だと思っています」と力強く宣言した。

平野は「『ウルトラマンZ』でもご一緒した坂本監督の映画に出られることが、なによりもうれしかったですね」と喜びも口にした。また、小太郎と共に戦う心優しい青年、新助役でダブル主演を務めた西銘は「タイトルを聞いて、僕は忍者側なのか、それともシャーク側なのかと思ったら、どちらでもなく漁師役でした」と笑い、「本作は国産のサメ映画。肉も魚もやはり国産がいいじゃないですか。国産のサメ映画もめっちゃいいですよ」とおちゃめにアピール。

ヒロイン、沙代役を演じた長野は「ニンジャvsシャメ…」とタイトルを言い間違える天然ぶりで、「シャークとサメが混じっちゃってるよ」と共演者たちから一斉にツッコミを受けたあと「忍者とサメの戦いをどうやって撮るんだろうと、ワクワクしました。私も忍者なのかなと思っていたんですが、村人たちから石を投げられるかわいそうな女の子の役でした(笑)。でも、坂本監督と初めてご一緒できて、うれしかったです」とコメント。

和気あいあいと撮影裏話を語るキャスト陣
和気あいあいと撮影裏話を語るキャスト陣

女忍者の菊魔役を演じた宮原は「私も坂本監督からオファーをいただいて、『もちろん出させていただきます』と答えたんですが、みなさんとあまり関わる役ではなかったんです。ずっと小太郎のことを追いかけているので、サメにもあまり関わらなかったんですが、悪い忍者役で演じがいがありました」と手応えを語った。

続いて、サメを操る邪教集団「紅魔衆」の首領、鮫士郎役を演じた中村は「坂本監督から撮影現場で『忍者とサメを撮るんだけど、どう?』と言われたんです。『仮面ライダー』シリーズでは坂本監督とご一緒できてなかったので、こんな個性的な坂本監督の作品に出演させてもらえて、うれしかったですね」と喜んだ。

「スーパー戦隊」「仮面ライダー」「ウルトラマン」という日本の三大特撮ドラマシリーズをすべて演出したことで知られる坂本監督作品だけに、平野は「坂本監督が撮ると、めちゃめちゃかっこいい映像になっているんです。それがうれしくて、『俺、かっこよかったよね?』とついつい自慢しちゃいました(笑)。『ウルトラマンZ』ではやられてから変身することが多かったので、今回は強い役だったのでうれしかった。駅から家まで、胸張って帰ってましたね」と笑顔を見せる。

サメ映画について猛アピールするゲスト陣
サメ映画について猛アピールするゲスト陣

アクションや海中での撮影はハードだったものの、その分だけ共演陣はすっかり仲良くなったようで、平野は「宮原さんも長野さんも空手経験者で、上手いんです。格闘シーンでは、実際に蹴りや突きを身体に当てているんですが、痛くないんですよ」と称える。

宮原が「平野さんとのアクション練習は事前に一度しただけなんですが、本番ではめっちゃ上手くなっていたので驚きました。平野さんが本気で来てくれたので、こちらも本気でやれましたね」と言うと、平野は「本気でやったら、宮原さんには負けちゃいます」と笑う。

また、平野が「それぞれが出演していた特撮作品の話をいろいろと話して、勉強になったし、それがきっかけで仲良くしゃべるようにもなったよね」と言うと、西銘も「特撮ドラマという、同じ中学校出身みたいな感じ?」とうなずく。中村も「違う作品に出演してても、通ってきた道は同じなんだよね」と意気投合したとか。

息の合った掛け合いが繰り広げられた
息の合った掛け合いが繰り広げられた


最後に平野は「みなさんが100回観てくれれば、すごいことになります。SNSでぜひ『国産サメ映画、すごい』と呟いてください」と言うと、西銘「この映画を観ると元気になります。とあるシーンで臓物まみれでキスをするんです。『臓物キス』と僕は呼んでいます。壁ドンみたいな感じで、臓物キスを2023年は流行させたいと思っています。#(ハッシュタグ)臓物キス、よろしくお願いします(笑)」とアピール。

坂本監督は「けっこう血のりが出ますが、苦手かなと思った人でも開始5分で慣れると思います。海外展開も考えている作品なので、ぜひ期待していてください」と締めくくり、大盛況のなかで舞台挨拶は幕を閉じた。

文/山崎伸子

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