シリーズ完結作『緊急取調室 THE FINAL』新キャストに市川猿之助、佐々木蔵之介が決定
2014年1月より4シーズンにわたって放送されたドラマ「緊急取調室」の劇場版作品となる劇場版『緊急取調室 THE FINAL』が6月16日(金)より公開となる。シリーズ完結作となる本作から、2名の新キャストが解禁となった。
可視化された特別取調室で被疑者と対峙する、捜査一課の取調べ専門チーム「緊急事案対応取調班=通称、キントリ」の活躍を描く本作。天海祐希演じる叩き上げの刑事、真壁有希子を主人公に、クセ者揃いのベテラン取調官たちが、一筋縄ではいかない犯人との“言葉の銃撃戦”を繰り広げ、事件の真実を追う。ドラマ全39話の平均世帯視聴率は13.1%(関東地区・ビデオリサーチ調べ)を記録し、2回のドラマスペシャル、第4シーズンまでがこれまで制作され、2023年の本作でシリーズは9年目に突入した。完結作となる本作には、主演の天海のほか、田中哲司、速水もこみち、鈴木浩介、大倉孝二、塚地武雅、でんでん、小日向文世、杉咲花らドラマ版のキャストが続投している。
このたび、主演の天海が「キントリのラストにこれまた強力なゲストの方々にご出演いただきました」と語る注目の新キャストが解禁。被疑者、内閣総理大臣の長内洋次郎役に歌舞伎俳優の市川猿之助、総理を突如襲撃する暴漢の森下弘道役には佐々木蔵之介が決定した。昨年5月にクランクインした本作だが、市川は6月上旬より参加し、警察官僚、SPに囲まれ移動するシーンの撮影に挑み、天海ら「キントリ」キャストと顔を合わせた。市川の所作や演技を見た天海は「キントリの物語の中の内閣総理大臣と、歌舞伎界を任っていくポジションがリンクするところがあって、手を挙げるだけの所作でも総理でした」と話していた。また、共演経験が多い佐々木に対して天海は「どんなボールも投げてくれるし、受けてくれる安心感があって、お互いやりたい放題やっていました(笑)」とコメントしている。
キントリメンバーと、市川演じる長内総理はどのような“言葉の銃撃戦”を交わすのだろうか?最終決戦にふさわしい豪華キャストたちが繰り広げる本作を楽しみに待ちたい。