鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の代表作が鮮烈によみがえる!『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』公開決定

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鬼才デヴィッド・クローネンバーグ監督の代表作が鮮烈によみがえる!『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』公開決定

2023年に全米公開から40周年を迎えたデヴィッド・クローネンバーグ監督の『ビデオドローム』(83)。同作に日本初公開となる4Kデジタルリストアを施し、合計2分間に及ぶバイオレンスシーンを加えた『ビデオドローム 4K ディレクターズカット版』が、6月16日(金)より公開されることが決定。このたびメインビジュアルと予告映像が解禁された。

【写真を見る】日本初公開の4Kデジタルリストア&約2分間のバイオレンスシーンが追加!
【写真を見る】日本初公開の4Kデジタルリストア&約2分間のバイオレンスシーンが追加![c]1982 Guradian Trust Company.All Rights Reserved.

鬼才クローネンバーグ監督の作品群のなかでもカルト的人気を誇る本作。暴力やポルノが売り物のケーブルテレビ局を経営するマックスは、ある日部下が偶然傍受した電波から「ビデオドローム」という番組の存在を知る。過激な拷問や殺人が生々しく映しだされたその番組を観ると、脳に腫瘍が生じ、幻覚が見えるようになってしまう。次第にマックスも「ビデオドローム」に支配され、現実と幻覚の区別を失っていくことに…。

このたび解禁されたメインビジュアルには、ブラウン管から銃口が飛びだす本作の名シーンが用いられ、VHSパッケージをモチーフにしたどこか懐かしいデザインに。あわせて解禁された予告映像には、「ビデオドローム」に侵食されていくジェームズ・ウッズ演じる主人公のマックスや、デボラ・ハリー演じるニッキーの姿と共に、リック・ベイカーが手掛けた強烈な特殊メイクや、ハワード・ショアによる不穏な音楽の一端を目撃することができる。


公開から40年が経ったいまも、内臓感覚や独自のエロティシズムと共にあらゆるジャンルの枠を超えて映画史に君臨し続ける『ビデオドローム』。4Kデジタルリストアでより鮮明によみがえった衝撃的映像を、この機会に劇場のスクリーンでその目に焼き付けてみてはいかがだろうか。

文/久保田 和馬

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