『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』最新作のパリプレミアに、クリス・プラットら集結!熱い想いを語る
<キャスト、スタッフのコメント>
●ジェームズ・ガン監督
Q.パリプレミアについて
「ここに来られて夢のようです。僕はディズニーランドやディズニーワールドが大好きな子どもとして育ちました。“愛の都”パリで、僕の大の友人たちである『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のキャストや、妻とともにと一緒に時間を過ごせたのは、すばらしいことです。これ以上の旅は考えられないです」
Q.本作について
「僕はこのキャラクターたちのことをなによりも愛しているから、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』において、それぞれのキャラクターにふさわしいエンディングを与えてあげたいと思いました。ロケットが本作のストーリーの中心になるけど、彼は僕が一番自分に近いと感じるキャラクターでもあります。ミズーリ州から出て来た僕は、ユーモアによって本当の自分に他人を近づかせないような、怒りを心に抱えたパンクロック少年みたいなところがありました。年を重ねるにつれ、僕も少しずつ他人を自分の心に近づけてもいいのだということを知るようになったんです。他人を信じていいこともある、自分の心が弱くてもいいこともある、なにかを怖いとか悲しいとか思って良いこともあります。それでもいいのだ、とね。ロケットが、この3本の映画の間にたどってきた旅は、まさしくそういうものだったと思います」
Q.映画を待つファンへのメッセージ
「ぜひとも大画面のスクリーンで観てもらいたいです。世界中の映画館が観客でいっぱいになるようになり、映画の公開と同時にすぐに劇場スクリーンやIMAXスクリーンで観られるようになったのはすばらしいことです。そうあるべきなんです。本作は、スケールの大きな映画であると同時に、キャラクターたちの心情があふれるものでもあります。キャラクターたちの関係が描かれると同時に、お決まりの爆発シーンなど『ガーディアンズ』シリーズに観客が期待する様々なクレイジーな楽しさももちろん多く詰まっています」
●クリス・プラット(ピーター・クイル/スター・ロード役)
Q.パリプレミアについて
「すごくクールです!パリはすばらしいし、マーベル・アベンジャーズ・キャンパスはすごいし、何千人もの人が集まっているし、なんとも不思議な気分です!」
Q.本作について
「本作の冒頭において、ピーター・クイルは悲嘆にくれています。悲しみに浸り、意気消沈していて、お酒も飲み過ぎています。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが彼に求めるものに対して十分に応えられる状態ではなくなっているし、そのことが彼らが攻撃に対して脆弱となってしまう理由にもなってしまいます。だから、彼は残りの物語のなかで、それを埋め合わせようとして、友だちを助けるために力を尽くすという作品です」
Q.本作の音楽について
「僕が一番好きな曲は、ザ・フレーミング・リップスの『ドゥ・ユー・リアライズ??』かな。あれはすごくいいです。それと、フローレンス・アンド・ザ・マシーンの曲も。レディオヘッドの『クリープ』も好きです。良い曲がたくさんあります」
Q.映画を待つファンへのメッセージ
「映画館に行きたくない人なんているんでしょうか?DVDになるまで待つのも良いけれど、映画館に観に来てほしいです。そっちの方が楽しい経験になるから。スクリーンは大きいし、音楽もすばらしく聞こえるし、経験をほかの観客と共有しあえて、学校で友人たちと語り合えるので」
●ゾーイ・サルダナ(ガモーラ役)
Q.パリプレミアについて
「とてもいい気分です。来週にも、息子たちをここに連れてくるつもり。ガーディアンズの仲間たちがここパリに来るなんてすごくワクワクしているし、とてもすばらしい気分です」
Q.本作について
「ガモーラはああいったはみ出し者のガーディアンズたちが、まるで彼女のことを知っているように見つめてくる理由が分からず少し困惑しています。それに、(本作での)ガモーラにはガーディアンズが親しい人たちだと感じられるような、その元になる経験がないんです。だけど、彼女には彼らが親しい人たちだと感じられます。そんな状態になるのはとても複雑なことですよね。そんな新しいガモーラの世界に入っていくのはとても興味深く新鮮なことでした」
Q.映画を待つファンへのメッセージ
「1作目や2作目とは違ったことが起こると期待していいです。とても楽しめて、ライドに乗るような感覚になって、絶体絶命になって、大きな口を開けて大笑いできます。そして踊りまくりますよ!」
●カレン・ギラン(ネビュラ役)
Q.パリプレミアについて
「私はたったいままで、あそこのジェットの上に立って、周りを眺めていましたが、このマーベル・アベンジャーズ・キャンパスにいる大勢の人が一望できました。その時、こんなことを経験できるなんて私たちはとてもラッキーだなと思い、いつものプレミアじゃなくそれよりもずっと大きなものなんだって思いました。だから、私はすべての瞬間に感謝しながら過ごしています。もうこれが最終章だと分かっているし。こういうことを私たちでするのもこれが最後。なんだか感傷的になります」
Q.本作について
「『アベンジャーズ/エンドゲーム』で彼女の父親であるサノスが死に、本作ではサノスが死んだ後のネビュラが紹介されます。だから彼女は、サノスに受けたトラウマから解放され、少しだけ傷が癒えています。周囲からの愛を少しだけ受け止めることができるようになり始めているし、周りの人たちへの愛を見せることもできつつあります。彼女の性格が少しだけユーモラスになり、ほんの少し感情を表に出すことができるようになっています」
Q.映画を待つファンへのメッセージ
「本作が本当にいまのメンバーのガーディアンズでの最後の冒険になります。最終章だけどとても楽しく、胸がワクワクします。そしてこれが最後だってこともあって、少し感傷的になってしまうところもあります。1つ言わせてもらえるなら、この作品は大きなスクリーンで観ることが大事。大がかりな、とても大きなポップコーンムービーです(ポップコーンを食べながら楽しむ映画の意味)。ほかの大勢の人たちと一緒に座って、ポップコーンを食べながら、大きなスクリーンで体験をともにする、そんな映画です。もちろん、ボリュームは最大でね」
●ポム・クレメンティエフ(マンティス役)
Q.パリプレミアについて
「わたしはフランス出身なので、特別な想いでいます。大好きな仲間たちとここに来られて、このすばらしい映画の公開を祝えるのはとても特別なことです」
Q.本作について
「マンティスは、前作からガーディアンズの仲間と一緒に時間を過ごし、彼らと家族のような人間関係を築いている、というのが本作冒頭の状況です。また『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル』では、マンティスとピーターが実は兄妹であったことが明かされたけれど、それにより2人の間には、より強い絆ができました。私は社会の片隅にいるようなキャラクターの方がユニークで、時には奇妙で大好きです。ガーディアンズはとても感情的で、とても人間的で、欠点もありますが、それらが彼らを作り、人間たらしめるものなのです」
●ヴィン・ディーゼル(グルート役)
Q.パリプレミアについて
「フランスに来るのが大好きです。私にとって特別なのは、私のキャリアが始まったのは1995年のカンヌ国際映画祭だったからです。だから、いつもこの国に戻ってきて、私が参加したり、その一部となっている作品を祝えることに、とても気持ちが高ぶります。このとんでもなくすばらしい華やかな祭典に参加するのは初めてですが、とてもワクワクしているし、ガーディアンズやグルートを観にやってくる人々が持つ期待感、それを見ることが本当に好きです。それがすべてでしょ!」
Q.映画を待つファンへのメッセージ
「この作品は大きなスクリーンで観てこそ楽しめますし、それはとても大事なことです。こういった作品は、みんなで集まって映画的な体験を共有する、そのために作られているんです。みんなで劇場に行って、物語を受け止めて、物語を語る、その役割の一端を担うんです。家のソファに座って観ちゃダメなので、劇場に行ってください!」
文/山崎伸子