高橋一生主演『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』謎が深まるキャラクター映像6種が一挙解禁
荒木飛呂彦の人気コミック「ジョジョの奇妙な冒険」から生まれたスピンオフ作品を、高橋一生主演で実写ドラマ化した「岸辺露伴は動かない」の劇場長編映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』が5月26日(金)に公開される。このたび、高橋演じる岸辺露伴をはじめとするキャラクター映像6種が一挙解禁となった。
相手を本にして生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むこともできる特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を備えた人気漫画家の岸辺露伴(高橋)が、奇怪な事件に立ち向かっていく同シリーズ。荒木飛呂彦初となるフルカラーの読切で描かれた人気エピソードを描く劇場版の舞台は、美の殿堂、フランスのルーヴル美術館だ。ドラマの制作陣が再集結した本作は、日本人漫画家としては史上初となるルーヴル美術館共同企画作品となり、フランス、パリでのロケが敢行された。
「岸辺露伴は動かない」の実写化シリーズでは、複雑怪奇な出来事に数々立ち向かってきた、人気漫画家の岸辺露伴と、露伴の担当編集である泉京香(飯豊まりえ)。“この世で最も黒く、邪悪な絵”の謎に迫っていく本作では、露伴自らの知られざる過去とも交わりながら、この“最も黒い絵”をめぐる世にも恐ろしい事件が展開されていく。この事件の先に、どんな真実にたどり着くのか。解禁された映像には、特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を発動させる露伴と、「先生ってちょっとモナ・リザに似てません?」と無邪気な口調で話す京香が登場し、日本を飛び出し、世界最大級の美術館であるルーヴルに足を踏み入れてもなお、好対照な性格ながら絶妙な掛け合いを見せる2人の関係性が健在であることがうかがえる。
そして映画で新たに登場するキャラクターたちの映像は、それぞれが物語の重要なカギを握っていることを予感させる瞬間ばかり。“この世で最も黒い絵”の噂を若き露伴に語りかける謎の女性、奈々瀬(演・木村文乃)と、一見強気ながらどことなくただよう奈々瀬の危うさや儚さに惹かれ葛藤しながら「あなたを守ってあげたい」と伝える青年期の露伴(長尾謙杜)。この過去の淡い思い出は、いまもなお秘められる絵の謎といかに繋がり、導かれていくのか。さらに、「完全な偽物だ」と不穏な一言を言い放つ東洋美術の専門家、辰巳隆之介(安藤政信)に、ルーヴルの「見捨てられた倉庫」=Z-13倉庫の存在を突き止めるルーヴル美術館の職員のエマ・野口(美波)。露伴と京香がルーヴルで出会うことになるこの2人も、一筋縄ではいかない秘密を抱えながら、“岸辺露伴最大の事件”に巻き込まれていく様が垣間見られる。
事件をひも解く糸口をのぞき見せつつも、いっそう謎も深まる6種のキャラクター映像。一度ではそこに映るすべてを目にすることは不可能かもしれない。見逃し厳禁なシーンの数々を、ぜひ何度も目を凝らして目撃してほしい。
文/山崎伸子
●泉京香/飯豊まりえの映像
●奈々瀬/木村文乃の映像
●青年期の岸辺露伴/長尾謙杜(なにわ男子)の映像
●辰巳隆之介/安藤政信の映像
●エマ・野口/美波の映像