『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が日本でもロケットスタート!3日間で動員127万人&興収18億円を突破
ゴールデンウィーク最初の週末となった4月28日から4月30日の全国映画動員ランキングが発表。全世界興収10億ドルを突破するメガヒットを記録中の『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)がついに日本上陸。大ヒットを続ける『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(公開中)との直接対決を制し、見事初登場No. 1に輝いた。
世界に続いて日本でも大旋風!『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が初登場No. 1
任天堂とイルミネーション・エンタテインメントがタッグを組んだ『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は初日から3日間で観客動員127万6000人、興行収入18億4300万円を記録。
これは「怪盗グルー」シリーズや「ペット」シリーズなどを上回り、イルミネーション作品の日本国内におけるオープニング興収新記録であり、最終興収73.1億円の『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17)のオープニング対比245.3%の脅威的な成績。またユニバーサル作品としても『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(18)を抜いて歴代No. 1のオープニング興収となる。
映画ファンはもちろんのこと、ゲームファンやファミリー層など幅広い世代の観客が多数詰めかけ、満席となる劇場が続出。スクリーンの隅々まで多くのキャラクターが登場したり、ファンに向けたオマージュシーンなどの仕掛けも散りばめられており、すでにリピーターも続出しているようだ。また、5月1日には公開4日目にして早くも興収20億円を突破している。
劇場版『TOKYO MER』、実写版『聖闘士星矢』も初登場!
一方、公開3週目にして2位になった『名探偵コナン 黒鉄の魚影』は、週末3日間で動員83万1000人、興行収入11億8900万円を記録。累計興収では動員537万人、興収77.25億円となり、最終興収63.3億円だった『名探偵コナン 純黒の悪夢』(16)、同68.9億円だった『名探偵コナン から紅の恋歌』(17)、同76.5億円の『名探偵コナン 緋色の弾丸』(21)を一気に抜き去り、シリーズ歴代4位に。まだまだこの勢いは止まりそうにない。
3位に初登場を果たしたのは、2021年7月期にTBS系「日曜劇場」で放送された同名ドラマの劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~』(公開中)。初日から3日間の成績は、動員58万6000人、興収7億9200万円を記録。また8位には、新田真剣佑が主演を務め、世界的人気を誇る車田正美のコミックをハリウッドで実写映画化した『聖闘士星矢 The Beginning』(公開中)がランクインした。
以下は、1~10位までのランキング(4月28日〜4月30日)
1位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
2位『名探偵コナン 黒鉄の魚影』
3位『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』
4位『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-』
5位『THE FIRST SLAM DUNK』
6位『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』
7位『シン・仮面ライダー』
8位『聖闘士星矢 The Beginning』
9位『劇場版 美しい彼-eternal-』
10位『わたしの幸せな結婚』
今週は、全米公開に先駆けて日本公開を迎えるマーベル・スタジオ最新作『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3』が公開中。宮沢賢治とその家族の物語を描いた直木賞受賞小説を、役所広司と菅田将暉の共演で映画化した『銀河鉄道の父』(5月5日公開)などが公開を控えている。
文/久保田 和馬