映画を“鑑賞した"ビールってどんな味?劇場限定「銀幕麦酒」「Film can」を編集部員が実食レビュー
本物のフィルムも封入!上品なバウムクーヘンで贅沢気分
続いては映画ファンなら心ときめくフィルム缶!…に入ったバウムクーヘン。予告編用サイズのフィルム缶で、「銀幕麦酒」と同じ写真がラベルとして使用されている。ここに記載されている「全77巻」というのは東京テアトル創立77周年を、「2号・5号・6号」というのは写真にうつるテアトル渋谷(1947年開業)・テアトルハイツ(1950年開業)・テアトルSS(1951年開業)が創立何年目にできたかを表現したもの。
もともとフィルムにそっくりな形状のバウムクーヘン。きめ細やかかつ均一な幅で美しく整えられた層が、さらにフィルムらしさを倍増させている。監修したのは、2013年に26年の歴史に幕を下ろした「ホテル西洋 銀座」の技術を引き継いだパティスリー「SEIYO GINZA 西洋銀座」。「ホテル西洋 銀座」は、かつてテアトルシネマグループを代表する大劇場「テアトル東京」があった場所にオープンし、同じ建物内には数多の名作を上映した「銀座テアトルシネマ」が入っていた。
ナイフを入れた瞬間からしっとり濃密な感触が指先に伝わってきて、不器用な編集部員でも綺麗に切ることができた。断面の美しさに見惚れつつも、一口サイズに切って口の中へ。上品な甘さとふわふわの食感が絶妙なバランスで、口当たりも良好。噛めば噛むほど優しい気持ちに包まれ、手が止まらなくなること間違いなしだ。「テアトルカフェ」で売っているCOSTAコーヒーと一緒に味わえば、さらに贅沢な気分に浸れることだろう。
しかもこの「Film can」、中には実際に使われていた本物の予告編フィルムが封入されている。編集部員が購入した「Film can」に封入されていたのは沖田修一監督がメガホンをとり堺雅人が主演を務めた『南極料理人』(09)の予告編フィルム。なんの映画が入っているのかは開けてからのお楽しみだ。
映画を観る前でも観た後でも、またテアトルシネマグループ劇場の近くを通りかかった際にも購入することができる「銀幕麦酒」と「Film can」。是非とも一度試してみてほしい!
取材・文/編集部
販売価格:950円(税込)
販売劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル新宿、
シネ・リーブル池袋、キネカ大森、新所沢レッツシネパーク、シネ・リーブル梅田、
シネ・リーブル神戸、アップリンク京都
Film can
販売価格:1,700円(税込)
販売劇場:ヒューマントラストシネマ渋谷、ヒューマントラストシネマ有楽町、テアトル新宿、
シネ・リーブル池袋、キネカ大森、新所沢レッツシネパーク、シネ・リーブル梅田、
シネ・リーブル神戸、アップリンク京都
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