菅田将暉『銀河鉄道の父』の反響明かす「うちの家族は森七菜ファンになっていた」役所広司は成島出監督に祝福&エール!

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菅田将暉『銀河鉄道の父』の反響明かす「うちの家族は森七菜ファンになっていた」役所広司は成島出監督に祝福&エール!

第158回直木賞を受賞した作家・門井慶喜氏による同名小説を映画化した『銀河鉄道の父』の公開記念御礼舞台挨拶が13日都内劇場で行われ、主演の役所広司、共演の菅田将暉森七菜、そして成島出監督が出席。6月8日から22日までカナダで開催されるトロント日本映画祭のコンペディション部門のオープニング上映及び、成島監督の特別監督賞受賞決定が発表された。

家族からの反響を明かした菅田将暉
家族からの反響を明かした菅田将暉

成島監督は「この賞は監督としての実績でもらえる賞だそうです。役所さんとはこれまで4本ご一緒させてもらって、その足し算でもらえた賞だと思う。とてもうれしい」としみじみ。役所も「成島監督とはお互いチンピラ時代からの知り合い。友人であり仲間です。これまですばらしい賞を沢山受賞されているけれど、トロントのお客さんにこの映画を観ていただくのはうれしい限り」と祝福。成島監督に向けて「これからもいろいろな賞をゲットしてほしい!」とエールを送っていた。

『銀河鉄道の父』の公開記念御礼舞台挨拶に登壇した役所広司
『銀河鉄道の父』の公開記念御礼舞台挨拶に登壇した役所広司

キャスト陣は感想投稿キャンペーンで集められた「親バカ最高」「母の日に見たい」「2度目の鑑賞」「涙腺崩壊」などのコメントがあしらわれたバックパネルを背にラインナップ。宮沢賢治(菅田)の妹トシを演じた森は「上映開始3分で涙腺崩壊」というコメントに触れて「上映開始3分で…スピード感すごくないですか?」とビックリしていた。

【写真を見る】『銀河鉄道の父』舞台挨拶で、レースが美しいワンピース姿で笑顔を見せる森七菜
【写真を見る】『銀河鉄道の父』舞台挨拶で、レースが美しいワンピース姿で笑顔を見せる森七菜

一方、宮沢賢治を演じた菅田は「反響が本当に多くて、普段映画の感想を言わないような友人からも“泣いちゃった”と言われたりした」と周囲のリアクションを明かし「うちの家族は森七菜ファンになっていた。森さんが、森さんが、という感想しか聞いていない」と報告。これに森は「しめしめ!」と心底うれしそうだった。

宮沢賢治の父の政次郎を演じた役所は「僕は21歳から70代くらいまでの政次郎を演じています。この21歳の時の僕は必見。ぜひお楽しみください」と見どころに触れる。森が現在21歳と知ると「同級生ですね」と得意顔で、「メイクさんが若返る努力をしてくださって頑張りました。支度中はメイクで皺が減っていく自分を楽しんでいました」と舞台裏を回想していた。

取材・文/石井隼人

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