スーパーマン俳優、ヘンリー・カヴィルからお墨付き!『ザ・フラッシュ』スーパーガール役サッシャ・カジェの実力
スピードを武器に時空を超える特殊な能力を持つ地上最速のヒーローを描く、DCユニバース最新作『ザ・フラッシュ』が6月16日(金)に日米同時公開される。今回、フラッシュ(エズラ・ミラー)と共闘するメンバーとして、マイケル・キートン版バットマンの復帰が話題を呼んだほか、“スーパーマンのいとこ”であるスーパーガールの登場も大きな注目を集めている。
幼いころに亡くした母と無実の罪を着せられた父を救うため、タイムループしたフラッシュは過去を変えたことから、彼は家族3人で幸せに暮らす18歳のもう一人のフラッシュが存在する世界にたどり着いてしまう。しかも、世界を改変したことによって、『マン・オブ・スティール』(13)でスーパーマン(ヘンリー・カヴィル)が死闘の末に倒したはずの最強の敵、クリプトン星人のゾッド将軍(マイケル・シャノン)が復活。2人のフラッシュは、バットマン(マイケル・キートン)とスーパーガール(サッシャ・カジェ)と力を合わせて、世界の危機に立ち向かう。
故郷であるクリプトン星からスーパーマンを見守るために地球にやってきた黒髪の超人、スーパーガールはスーパーマンのいとこ。太陽光を浴びることで飛誌行能力、透視能力、ヒートビジョンなど様々な超人的パワーを発揮する “もう一人のスーパーマン”だ。そんな彼女を演じたカジェが、スーパーマン役を演じたカヴィルからお墨付きをもらったことを、「Entertainment Weekly」が報じている。
カジェがカヴィルに会ったのは、映画の撮影が終わったあとのことだそう。カジェが「私がスーパーガールを演じたことを誇りに思ってくれますか?スーパーマンは認めてくれますか?」とカヴィルに質問したところ、彼は「もちろん。君はすばらしい仕事をしたよ」と言ってハグしてくれたという。カジェは「あのスーパーマンのヘンリー・カヴィルですよ!彼は親切でとても礼儀正しくて、すごい経験でした。彼のその言葉は私にとってなによりもかけがえのないもの」と振り返っている。
日本語吹替を担当した橋本愛は、自身が声を演じるスーパーガールの魅力について、「故郷との別れ、家族や大切な人との別れを経験しながら大事な人を守るという彼女のエネルギー、強さ、愛情、優しさを感じ取っていただけるとうれしいです」とコメント。これまでヘレン・スレイターやメリッサ・ブノワが演じてきたスーパーガール役。カジェ版スーパーガールはどのような活躍を見せるのか。DCユニバースに新たに加わった黒髪の超人の雄姿をスクリーンで目撃しよう。
文/サードアイ