『スーパーマリオ』、国内5度目の首位&世界興収13億ドル突破!アニメーション映画史上歴代2位に

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『スーパーマリオ』、国内5度目の首位&世界興収13億ドル突破!アニメーション映画史上歴代2位に

6月2日から6月4日の全国映画動員ランキングが発表。前週トップに返り咲いた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』(公開中)が今週も圧倒的な強さを発揮。2週連続で、公開から5度目の1位を獲得した。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』が動員&興収共に前週比90%をキープ!

【写真を見る】全世界興収でアニメ映画歴代2位に!日本国内でも興収109億円を突破
【写真を見る】全世界興収でアニメ映画歴代2位に!日本国内でも興収109億円を突破[c]2022 Nintendo and Universal Studios

全世界興行収入13億ドルを突破し、アニメーション映画史上歴代2位のヒット作にのぼりつめた『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』。金曜日が全国的に悪天候に見舞われたにもかかわらず、週末3日間の観客動員は37万9000人、興収は5億7600万円と前週比90%近い数字をキープ。累計成績では動員767万5000人、興収109億6100万円となっている。

また、前週に引き続き2位にランクインした『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』(公開中)は、週末3日間で動員23万9000人、興収3億8100万円を記録。累計成績では動員178万3000人、興収27億1300万円となり、近日中には興収30億円に到達することがほぼ確実となった。

是枝裕和監督『怪物』と、侍ジャパンのドキュメンタリー映画が初登場!

カンヌ国際映画祭で脚本賞など2冠!是枝裕和監督の最新作の初週末成績は?
カンヌ国際映画祭で脚本賞など2冠!是枝裕和監督の最新作の初週末成績は?[c]2023「怪物」製作委員会

新作では、先日行われた第76回カンヌ国際映画祭で脚本賞と独立賞の「クィア・パルム賞」に輝いた是枝裕和監督の『怪物』(公開中)が3位にランクイン。初日から3日間で動員23万1000人、興収3億2500万円を記録した。

また6位には、今年3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で優勝した侍ジャパンの軌跡を、2021年12月の栗山英樹監督就任から追ったドキュメンタリー『憧れを超えた侍たち~世界一への記録~』(公開中)も初登場。


WBCの感動と侍ジャパンの軌跡をスクリーンで味わうドキュメンタリーが初登場
WBCの感動と侍ジャパンの軌跡をスクリーンで味わうドキュメンタリーが初登場Trademarks, copyrights, names, images and other proprietary materials are used with permission of World Baseball Classic, Inc. [c]2023「憧れを超えた侍たち」製作委員会

公開8週目も4位にランクインする好調が続く『名探偵コナン 黒鉄の魚影』(公開中)は累計動員886万4000人、興収125億6000万円を突破。7位の『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』(公開中)は累計動員306万8000人、興収40億4900万円を超えた。

そして昨年12月からロングラン上映が続いている『THE FIRST SLAM DUNK』(公開中)は、5月25日に実施された「COURT SIDE in THEATER vol.2『山王トーク』」の模様を収録した特別映像を、6月3日から6日間限定で本編後に上映。その効果もあってトップテン圏内に返り咲きを果たし、累計動員1002万人、興収144億円を突破した。

以下は、1~10位までのランキング(6月2日〜6月4日)

1位『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
2位『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト
3位『怪物』
4位『名探偵コナン 黒鉄の魚影』
5位『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』
6位『憧れを超えた侍たち~世界一への記録~』
7位『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』
8位『劇場版アイドリッシュセブン LIVE 4bit BEYOND THE PERiOD』
9位『THE FIRST SLAM DUNK』
10位『最後まで行く』

今週は、ディズニー・アニメーションの名作をロブ・マーシャル監督のメガホンで実写映画化した『リトル・マーメイド』(6月9日公開)、AI人形の恐怖を描いたブラムハウス製作のホラー『M3GAN/ミーガン』(6月9日公開)などが控えている。

文/久保田 和馬

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