ヤマシタトモコの人気コミック『違国日記』新垣結衣主演&瀬田なつき監督で2024年映画化決定!

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ヤマシタトモコの人気コミック『違国日記』新垣結衣主演&瀬田なつき監督で2024年映画化決定!

累計販売数125万部を突破したヤマシタトモコの『違国日記』が2024年に公開されることが決定。新垣結衣を主演に迎え、監督は瀬田なつきが担当する。

【写真を見る】原作は6月8日発売のコミック誌「FEEL YOUNG」誌上で最終回を迎える
【写真を見る】原作は6月8日発売のコミック誌「FEEL YOUNG」誌上で最終回を迎える[c]2024『違国日記』製作委員会

本作は、映像化された名作漫画を数多く輩出する女性コミック誌「FEEL YOUNG」にて2017年7月号から掲載がスタートした同名コミックを実写化したヒューマンドラマ。人見知りな35歳の女流小説家、高代槙生と、その姪で15歳の田汲朝の奇妙な交流を軸に、他人との関わり合いや大人が抱える悩みを鋭くも優しい視点で炙りだし、また10代の繊細な心情も描いていく。

交通事故で両親を亡くした朝に無神経な言葉を吐く親族たちと、たらい回しにされる朝の様子を見た槙生は、我慢ならず勢い余って自分が引き取ると啖呵を切る。しかし、当の槙生は他人と住むことに戸惑いを隠さず、朝は困惑。なかなか理解しあえない寂しさを抱え、一緒に居ることでお互いの癒えない傷口に自然と触れてしまう2人だが、丁寧に日々を重ね生活を育むうちに、傷と向きあうようになっていく。

性格も異なる槙生と朝の姿を描く原作コミックは“心が救われる”、“人生の本棚直行”と、多くの読者の心を掴み、「マンガ大賞2019」第4位、宝島社「このマンガがすごい!2019」オンナ編第4位を獲得し話題に。すでに今月6月8日発売の「FEEL YOUNG」誌上で連載は最終回を迎えることが告知されており、6年という連載期間を経て物語に終止符が打たれる。原作者のヤマシタは、2005年のデビュー後、アフタヌーン主催の新人賞、四季賞にて夏、四季賞を受賞した実力派。代表作の中には 2021年に映画化もされた『さんかく窓の外側は夜』などがある。

主役の高代槙生を演じるのは、現在、放送中のドラマ「風間公親-教場0-」や、秋公開の朝井リョウによるベストセラー小説の映画化『正欲』など話題作への出演が絶えない新垣結衣。新垣は「見える世界が少しずつ広がっていくとき、じんわりとしたあたたかさが感じられる作品になると良いなと思います」と参加への意気込みを語っている。

脚本と監督を手がけるのは『PARKS パークス』(17)や『ジオラマボーイ・パノラマガール』(20)の瀬田。普遍的なキャラクターたちの交流を瑞々しく切り取る演出力に定評のある瀬田が、槙生と朝のいびつな関係、そして彼らを取り巻く個性的な人々を魅力的に活写する。映画化に関して「たくさんの発見をもらう大切な漫画『違国日記』を映画化できること、そして、新垣結衣さんをはじめとする素晴らしい皆さんとともに作れることに、とてつもないゾクゾクと、ワクワクがざわめいています」とコメント。原作者のヤマシタも映画化の喜びを「この世の誰よりも私が最も驚いています」とつづっている。


人気コミックを注目の布陣で実写化する本作。気になる朝役をはじめとした追加キャストなどの続報を楽しみに待ちたい。

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